極める・日本の美と心 浮絵 眼鏡絵 広重を生んだ遠近法の世界 | テレビ番組 |
番組ID | 006453 |
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放送日 | 1994.07.29 |
分数 | 26 |
ジャンル | 教育・教養 |
放送局 | テレビ東京 |
製作者 | グレートデン |
制作社 | テレビ東京、グレートデン |
出演者 | 語り:奈良岡朋子、語り:安田正利 |
スタッフ | 制作:曽根市郎、制作:永尾和樹、演出:平田卓也、音楽:柴田敬一、撮影:小林靖、構成:中条原始 |
概要 | 東海道五拾三次で知られる歌川広重は日本絵画に新しい波を呼びこんだ浮世絵師といわれる。その斬新な風景画は「浮絵」との出会いをきっかけに誕生した。ヨーロッパから伝わった遠近画法を用いた浮絵は覗きからくりを通して見るようになり「眼鏡絵」と呼ばれた。遠近法を求めなかった日本絵画の歴史を源氏物語絵巻の物語絵の図法から中国水墨画の影響、精神主義に力点を置いた日本画へとたどり、円山応挙の眼鏡絵創業から北斎・広重によって花開いた浮世絵版画の風景画までの道筋を明らかにしていく。◆【国宝】源氏物語絵巻「御法」(五島美術館)【その他】反射式・直視式覗き眼鏡、京三条大橋図(円山応挙画)、三十三間堂大矢数図(円山応挙画)、芝居狂言舞台顔見大浮絵(奥村政信画) |