極める・日本の美と心 俗を離れて俗を用ゆ 与謝蕪村 | テレビ番組 |
番組ID | 005667 |
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放送日 | 1992.06.26 |
分数 | 26 |
ジャンル | 教育・教養 |
放送局 | テレビ東京 |
製作者 | グレートデン |
制作社 | テレビ東京、グレートデン |
出演者 | 語り:奈良岡朋子、語り:安田正利 |
スタッフ | 制作:曽根市郎、制作:永尾和樹、演出:早川一登、音楽:柴田敬一、撮影:木村隆治、構成:早川一登 |
概要 | 1716年、江戸の画壇は転換期を迎えた。光琳の死と蕪村の生誕である。蕪村は大器晩成型。40歳代にして世に出る。俳句の師・芭蕉に傾倒し、それまで画業行脚の旅を続ける。世俗を離れつつ、俗に生き、低俗にならず、独自の俳諧と俳画という枯淡の境地に達する。俳諧の草画といわれる「俳画」を完成、池大雅と組んだ『十便十宜図』は文人画としての光を放つ。写実と見えてその奥行きに深い自然感を込めて、精神性のある作品を世に問う。◆【国宝】十宜図(与謝蕪村筆)〔川端康成記念会〕◆【重要文化財】奥の細道図〔山形美術博物館〕、山野行楽図〔東京国立博物館〕 |