極める・日本の美と心 光と影の造形 七宝焼 | テレビ番組 |
番組ID | 005656 |
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放送日 | 1992.04.10 |
分数 | 26 |
ジャンル | 教育・教養 |
放送局 | テレビ東京 |
製作者 | グレートデン |
制作社 | テレビ東京、グレートデン |
出演者 | 語り:奈良岡朋子、語り:安田正利 |
スタッフ | 制作:曽根市郎、制作:永尾和樹、制作:長田稔、演出:山下龍次郎、音楽:柴田敬一、撮影:春日井康夫、構成:山下龍次郎 |
概要 | 七宝焼とは、金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付けたもの。起源は古く、日本の古墳時代の出土品にもその例がある。「七宝」という言葉は、仏教の極楽浄土のイメージとともに伝来した。七宝の持つガラスの輝きは歴史の中で断絶と復活を繰り返し、光と影が極端に時代の中で明滅する。桃山時代に興り江戸時代は沈黙、幕末・明治にかけ技術開発で不死鳥のごとく光彩を放つ。日本の七宝は、工芸家たちの努力と創意で全世界に羽ばたいている。◆【重要文化財】花雲形七宝文鐸〔個人〕◆【その他】七宝富嶽図額〔東京国立博物館〕、花クルス七宝釘隠〔大阪市立博物館〕、七宝飾り金具〔奈良国立博物館〕 |