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ラジオ番組

古代の福岡を歩くスペシャル 令和発祥の地大宰府を歩く

番組ID
R24565
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放送日時
2023年05月29日(月)19:00~19:59
時間(分)
59
ジャンル
school教育・教養
放送局
RKB毎日放送
製作者
RKB毎日放送
制作社
RKB毎日放送
出演者
津川洋二、ナレーター:坂田周大、リポーター:中島理恵
スタッフ
プロデューサー:宮岡朋治、ディレクター:津川洋二、技術:塩塚実納
概要
「古代の福岡を歩く」は、ナイターオフのシーズン、10月から3月まで放送している番組。2023年10月に9年目(シーズン9)を迎える。これまで、令和発祥の都といわれる大宰府をたびたび歩いて紹介してきた。今回歩いたのは「令和」の由来となった坂本八幡宮を中心とした「大宰府歴史の散歩道」。水城跡を出発地として、太宰府天満宮までのおよそ4.6キロの道を歩きながら様々な史跡やその地にまつわる伝承などを紹介した。2日間にわたって歩いたレポートを1時間にまとめた編集版を送る。◆道を歩くのは津川ディレクター、案内してくれるのは古都大宰府保存協会の学芸員・田中健一さん。田中さんの丁寧な説明を受けながら、水城東門を出発し、菅原道真公ゆかりの衣掛天満宮、筑前国分寺跡、三笠団印出土地、坂本八幡宮、大宰府政庁跡、観世音寺などを巡って、太宰府天満宮を目指す。

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音を拾って ~僕らの演奏海~

名古屋を中心にライブ活動を続けるアート集団「ゴミンゾク」。彼らが奏でる楽器はすべて海洋ゴミから作られている。例えば、ペットボトルのキャップと漂着したブイ、釣り糸を使った「プラチックギター」、魚をイメージした馬頭琴ならぬ「魚頭琴(ぎょとうきん)」など、ネーミングもユニークだ。すべての楽器製作を手掛けるのはリーダーの大表史明さん。独学で作られた楽器から生み出される音は、ゴミ由来とわからないほど本格的である。大表さんが海洋ゴミを使った楽器作りに携わるきっかけは、環境保護団体「サンクチュアリNPO」で活動していた佐々木善之さんの存在だった。佐々木さんは2001年から静岡県浜松市の海岸で海洋ゴミの回収を続けている。佐々木さんによるとゴミの量は右肩上がり。鳥類や絶滅危惧種のアカウミガメなどに深刻な被害をもたらしている。佐々木さんは「地域を汚すと人の生活も身体も汚れる。この問題を他人事にせず、自分たちの生活から改善していくことの重要性を伝えたい」と語る。番組では海洋ゴミから楽器を作り出す際のエピソード、楽器たちが生み出す音色、大表さんらゴミンゾクのメンバーや佐々木さんのインタビュー、ゴミンゾクの演奏もオンエア。ゆったりとして澄みきった音の数々に耳を傾けながら、少しでも海に想いを馳せ、日ごろの暮らしを見つめなおす。


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