テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

KNB報道スペシャル 統一教会と富山政界

番組ID
R24455
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年05月28日(日)15:00~16:00
時間(分)
54
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
ondemand_video
報道・時事
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
ナレーション:陸田陽子
スタッフ
取材:神林賢範、取材:岡川春樹、編集:荒山知徳、構成:数家直樹、制作統括:河原哲志
概要
富山県知事を皮切りに、富山・高岡両市長が選挙戦で統一教会関連団体の支援を受けていたことが判明した。接点となった教団元幹部に単独インタビューし、政治家とつながりを持つ狙いや目的などを質した。取材を進めていくと、地方メディアが教団関連団体のイベントに「後援」という形で支援していたり、富山市議が教団施設や議会棟で教団の教義や思想と重なる研修会を開き、議場でも教団の考えと同調する施策を訴えたりしていた。教団と関係が深い一般市民の男性が行政施策に影響を与える立場にいることも分かった。教団元幹部は、LGBT条例や同性婚について反対する姿勢を鮮明にし、教団が理想とする社会を作るために政治家に積極的に働きかけていることを明言した。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2023年準グランプリ、報道番組最優秀)、ギャラクシー賞(第61回奨励賞)

同じ年代の公開番組

RKKラジオ報道特別番組 真実を求めて ~免田事件が問い続けるもの~

1983年7月15日、34年以上死刑囚として獄中にあった免田栄さんが、国内で初めて再審で無罪となり釈放された。1948年人吉市で起きた一家四人殺傷事件の犯人とされた免田さんは、23歳で投獄され、何度も無実を訴え続けたものの一度言い渡された死刑判決は長年覆らず、やっと実現した再審で無罪判決を勝ち取った時には57歳になっていた。免田事件にかかわることのなかった制作者が、免田事件再審無罪判決40年を記念した特別番組の上映会に参加した。初めて見る番組を通して「なぜ無実なのに自白したのか?」「裁判にこれほど時間がかかるのはなぜなのか?」など事件に対する疑問が膨らむ。そして、その上映会での質疑応答で「免田が犯人」と主張する人がいることにも衝撃を受け、冤罪事件の罪深さを再認識した。そこで、免田さんの釈放後から取材を続ける3人のフリージャーナリストたちを訪ね、事件の概要や、なぜ警察、検察、司法までも誤ったのかをインタビューし、事件の構図を示した。また、獄中から家族や支援者に宛てた400通の手紙や、読破した1000冊の読書記録から、免田さん自身が「生きる意味」や「人間とは何か」を追究し続けた深層にも触れた。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組