テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ラジオドラマ 開運橋物語

番組ID
R24350
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年02月26日(日)11:05~12:00
時間(分)
54
ジャンル
recent_actors
ドラマ
放送局
IBC岩手放送
製作者
IBC岩手放送
制作社
IBC岩手放送
出演者
スタッフ
制作:中村好子、演出:坂田裕一、原作:鈴木彦次郎、脚本:坂田裕一、構成:坂田裕一、効果:佐藤正昭
概要
明治期の盛岡を舞台に、地元出身の作家、故・鈴木彦次郎が描いた小説「巷説(こうせつ)城下町」を下敷きとし、開運橋がつくられたいきさつや芸妓と恋人の悲恋物語をオリジナルの構成でラジオドラマ化。大塚富夫アナウンサーと県内で活躍する舞台人が全体の語りと当時の登場人物を演じ分ける。1890年(明治23)、東北本線の盛岡駅開業に伴い、当時の官選知事は駅と市街中心部をまっすぐ結ぶ新たな橋をつくろうと計画するが、かねてから市長や市議会と反目していたことから事が進まない。困った知事が頼ったのは、市民から絶大な信頼を寄せられる消防組の幹部だった。一方、盛岡芸妓の「咲子」と地元紙の記者「野田」は恋に落ちるが、それぞれの事情が許さない。切羽詰まった2人が選んだのは…。

同じ年代の公開番組

RKKラジオ報道特別番組 真実を求めて ~免田事件が問い続けるもの~

1983年7月15日、34年以上死刑囚として獄中にあった免田栄さんが、国内で初めて再審で無罪となり釈放された。1948年人吉市で起きた一家四人殺傷事件の犯人とされた免田さんは、23歳で投獄され、何度も無実を訴え続けたものの一度言い渡された死刑判決は長年覆らず、やっと実現した再審で無罪判決を勝ち取った時には57歳になっていた。免田事件にかかわることのなかった制作者が、免田事件再審無罪判決40年を記念した特別番組の上映会に参加した。初めて見る番組を通して「なぜ無実なのに自白したのか?」「裁判にこれほど時間がかかるのはなぜなのか?」など事件に対する疑問が膨らむ。そして、その上映会での質疑応答で「免田が犯人」と主張する人がいることにも衝撃を受け、冤罪事件の罪深さを再認識した。そこで、免田さんの釈放後から取材を続ける3人のフリージャーナリストたちを訪ね、事件の概要や、なぜ警察、検察、司法までも誤ったのかをインタビューし、事件の構図を示した。また、獄中から家族や支援者に宛てた400通の手紙や、読破した1000冊の読書記録から、免田さん自身が「生きる意味」や「人間とは何か」を追究し続けた深層にも触れた。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組