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ラジオ番組

FMシアター ドライビング・レコード

番組ID
R23270
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放送日時
2019年06月15日(土)22:00~22:50
時間(分)
50
ジャンル
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ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK名古屋
出演者
スタッフ
作:柳光博、制作統括:吉永証、技術:山本能弘、効果:澤田智哉、演出:小野見知
概要
1年前、ひとりの画家が自殺した。荻田沙良、“美しすぎる画家”として彗星のごとく現れた若き天才画家だった。なぜ彼女は自殺を図ったのか。謎に包まれた死の前日、彼女は車であちこちを巡っていた。警察は、死に場所を求めてさまよっていたのではないかと言う。カーナビに残された履歴を辿り、死の真相を突き止めようと集まったのは、見ず知らずの男女3人。画家の青井(坂元健児)、沙良を売り出した画商の赤亀(富沢亜古)、そしてこの旅の企画者・緑原(中川晃教)。1年後の同じ日、同じ時刻に、彼女と同じ道を巡る旅。そのドライブはやがて、彼らの心を浮き彫りにしてゆく。
受賞歴
ギャラクシー賞(第57回選奨)

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NBCラジオドラマ 出島から地球を見た男 ~阿蘭陀通詞 志筑忠雄伝~

「引力」、「重力」、「遠心力」など、科学や物理学に使われる言葉は、江戸時代中期、一人のオランダ語通訳によって“発明”されたものだった。長崎・出島を舞台に、日本人通訳・志筑忠雄(1760~1806)の功績を、架空の物語に構成して伝えるドラマ。◆安永5年(1776)晩秋、当時としては希少品だったワインを酌み交わす二人の青年がいた。阿蘭陀通詞(オランダ語の通訳)の忠雄と竜太郎である。そこに、オランダ渡りの品々を商う宗五郎が加わった。宗五郎は、出島から書物を持ち出すよう二人をそそのかす。数日後、出島に向かった二人だが、橋のたもとで竜太郎が足を踏み外し海に転落してしまう。気がつくと、竜太郎は出島に架かる橋の上に立っていた。しかも“安永5年”ではなく“令和元年”。243年の時空を越えた竜太郎は、歴史学者から忠雄の足跡を聞かされ驚くのであった。◆2019年の日本で普通に使われている言葉。とりわけ天文学や物理学に欠かせない単語や形容詞は、忠雄が編み出したものである。いわば忠雄は、西洋の近代科学と初めて向き合った日本人であった。鎖国時代の出島という小さな窓から差し込んでくる光をおう盛な知識欲で取り入れた一人のオランダ通詞の業績が、時を越え過去と現代を結ぶ物語。志筑忠雄以外の登場人物は架空、現代の登場人物は全て本人が演じている。


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