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ラジオ番組

Hope for MIYAGI 2021 ~ROUTE 45+6 AGAIN~

番組ID
R23176
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年03月22日(月)19:00~19:55
時間(分)
52
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成music_note音楽
放送局
エフエム仙台(Date fm・FM仙台)
製作者
エフエム仙台(Date fm・FM仙台)
制作社
エフエム仙台(Date fm・FM仙台)
出演者
スタッフ
制作:澁谷彰一、演出:菊地冬海
概要
ボランティアやイベントを通して東北と関わり続けるアーティスト・ATSUSHIが宮城の沿岸部をまわった旅から5年。東日本大震災から10年となる2021年3月、彼の友人でもあり、同じ東北に心を寄せ続けるバンドマンTOSHI-LOWと二人旅をして、震災をきっかけに出会った人たちに会いに行く。ナレーションは、地元気仙沼を拠点に活動するシンガーソングライターの熊谷育美。◆亘理町の木工職人、震災当時小学生のギター少年、石巻の漁師など、それぞれが震災で心に傷を持ちながら、明るく前向きに生きている。ATSUSHIとTOSHI-LOW、2人の飾らない言葉がストレートに響く笑って泣ける旅番組。

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if ―南海トラフ巨大地震から1か月―

専門家や自治体への取材をもとに「南海トラフ巨大地震から1か月後の世界」をフィクションとして描き、そこから見えてきたいくつもの「想定外」を知ることで、命を守るためにどうすべきか紐解いていく番組。◆1つ目の想定外は「耐震化と空き家」。大津波が襲う愛媛県南部は過疎化が進み、耐震化していない民家や空き家が多く残されている。取材を進めると、人が生き埋めになるだけではなく、倒壊した家屋が道をふさいで津波の避難経路を妨げる可能性が高いことが分かってきた。もし耐震化を100%にすると、県内の死者数は半減できるという。そしてもう1つの想定外は「ゼロ分の津波」。津波まで3時間以上余裕があるとされている瀬戸内海側の町だが、揺れと同時に海の水が住宅街を飲み込む可能性があるという。これは堤防決壊と地盤沈下により発生するもので、太平洋から北上してくる津波とは全く別の津波。この「ゼロ分の津波」のことを知っている市民は0人だった。最後に取り上げるのは、地域一丸となって防災に取り組む小さな町の活動。愛南町福浦地区は人口500人のうち半数が高齢者という地区で、南海トラフ巨大地震による10mを超える津波で町は水没するとされている。そこでは地区全員の命を救うという使命感のもと、日常的に見回りや緊急時の避難訓練を独自で実施している主婦たちの姿がみられた。その活動には、私たちが「想定外」を「想定内」に変えるためのヒントがあった。


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