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radio
ラジオ番組

RAB耳の新聞

番組ID
R22643
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放送日時
2018年05月06日(日)06:40~07:00
時間(分)
19
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
青森放送(RAB)
製作者
青森放送(RAB)
制作社
青森放送(RAB)
出演者
スタッフ
制作:夏目浩光、企画:小田垣康次、取材:小田垣康次、編集:小田垣康次
概要
青森放送ラジオで40年にわたり放送している「RAB耳の新聞」は、企画・取材・編集・出演のすべてを視覚障害者の方が担当している番組である(1978年5月6日放送開始)。現在7人が交代で週1回の放送を担当している。放送開始からちょうど40年を迎えたこの日は、第1回を放送した小田垣康次さんの担当で、40年前を当時の録音音声で振り返りながら、これからの決意を述べる。視覚障害者のためのスポーツや東京リポート、歌謡番組出場、ファッション情報など、40年前から放送されてきた内容は、後に多くの健常者にも影響を与え、視覚障害への理解を深めるきっかけとなってきた。そして何より、目が見えないパーソナリティが自ら企画・取材し、毎週欠かさずにラジオ放送を続けているという事実が、失明で苦しむ全国のリスナーに、今も「生きる勇気」を与えている。
受賞歴
放送文化基金賞(第45回個人・グループ部門(放送文化))、日本民間放送連盟賞(第66回放送と公共性優秀)

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平成10(1998)年8月、栃木県下全域で発生した記録的豪雨は深刻な被害を生じさせました。とりわけ、那須町では27日に1時間あたりの降水量が90ミリ、1日あたりの降水量は607ミリを記録した。そのため、那須町を横断する余笹川が決壊した。いわゆる「那須水害」である。那須水害は住宅もさることながら、農業関係に甚大な被害をもたらした。あれから20年が経ち、東日本大震災など多くの災害を経た今、多くの人たちにとって那須水害の記憶は忘れられつつある。それは復興を遂げたことを意味しているものの、この水害を経験した人びとの心に深い傷を与えた事実は残っている。まず、那須水害とはどのような出来事だったのかを振り返る。続いて、何もかも失い、被害を受けた酪農家夫妻、稲作専業農家の証言をもとに、復興への歩みがもたらしたことを考える。さらに、河川の整備事業に関わった元県職員の福田一郎さんや、同じく元県職員で県防災士会理事長を務める稲葉茂さんらの証言から、災害復興と災害情報の意義などを考える。


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