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ニュース映画

毎日世界ニュース 433 炭労に合理化の嵐

番組ID
N00887
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上映日
1959年11月25日(水)
時間(秒)
129
カテゴリ
科学・技術・産業
概要
不況にあえぐ石炭界は、三井三池炭鉱の人員整理をめぐって労使が激しく対立し、今最大の危機に立っている。東京の三井鉱山三池炭鉱本社で、全国の炭鉱からやって来た日本炭鉱労働組合の組合員たちが気勢をあげれば、一方ストライキは反対だと、大牟田の再建市民運動本部の陳情団が上京、PR運動を始めた。こうした中で、1959年11月19日日本労働組合総評議会臨時大会が開かれ、炭労の合理化反対闘争をより強力に推し進めるため、組織を挙げて闘うことを申し合わせた。揉め続ける三井炭鉱の争議に対し中山伊知郎中央労働委員会会長は、「会社は指名解雇をやめ、組合側は希望退職を阻害しない」という斡旋案を提示した。地元では交渉の成行きを見守りながら、長引く闘争に備えて家族ぐるみで団結の構え。斜陽産業といわれる炭鉱に吹きすさぶ合理化の嵐は、まだまた広がりそうだ。

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毎日世界ニュース 418 松川事件裁判やり直し

昭和24年(1949年)8月17日午前3時9分、東北線上り旅客列車が突然脱線転覆。乗務員3名を死亡させた松川事件も、あれから丁度10年。1959年8月10日は最高裁の判決の日。無罪要求の行進が被告たちを先頭に続々と東京に入って来る。この日最高裁は異例の警戒ぶり、乗り込んで来た右翼が押し返され、一方では労働組合員たちも警官に阻止されて近づけず、遠くで公正裁判を要求。こうした騒ぎをよそに午前9時過ぎ、南門から傍聴人が静かに入廷。そのあと被告が続いて入る。やがて田中耕太郎最高裁長官も出廷して、午前10時3分、松川事件上告審の判決が下された。「原判決を破棄し、本件を仙台高裁に差し戻す」。裁判はまったくのやり直し。長い間ペンで共に闘ってきた作家広津和郎氏の感慨はひとしお。2審で死刑だった被告は「無罪でないのが残念だ」ともらせば、田中長官は「良心に従う裁判とは、どちらにも気兼ねなしにすることだ」と語る。しかし、さすがに10年ぶりに取り戻した被告たちの喜びは大きく、「松川公判を聞く会」に集まった数千人の労働組合員から、家族と共に祝福を受ける。無罪への明るい見通しに、歓呼の声は夜の街にいつまでもこだました。


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