ニュース映画
毎日世界ニュース 433 炭労に合理化の嵐
番組ID
N00887
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年11月25日(水)
時間(秒)
129
カテゴリ
科学・技術・産業
概要
不況にあえぐ石炭界は、三井三池炭鉱の人員整理をめぐって労使が激しく対立し、今最大の危機に立っている。東京の三井鉱山三池炭鉱本社で、全国の炭鉱からやって来た日本炭鉱労働組合の組合員たちが気勢をあげれば、一方ストライキは反対だと、大牟田の再建市民運動本部の陳情団が上京、PR運動を始めた。こうした中で、1959年11月19日日本労働組合総評議会臨時大会が開かれ、炭労の合理化反対闘争をより強力に推し進めるため、組織を挙げて闘うことを申し合わせた。揉め続ける三井炭鉱の争議に対し中山伊知郎中央労働委員会会長は、「会社は指名解雇をやめ、組合側は希望退職を阻害しない」という斡旋案を提示した。地元では交渉の成行きを見守りながら、長引く闘争に備えて家族ぐるみで団結の構え。斜陽産業といわれる炭鉱に吹きすさぶ合理化の嵐は、まだまた広がりそうだ。