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ニュース映画

毎日世界ニュース 434 作家は演技する

番組ID
N00890
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年12月02日(水)
時間(秒)
111
カテゴリ
文化・芸術
概要
非芸術祭参加と銘打って、1959年も恒例文士劇の稽古が始まった。第41回直木賞作家の平岩弓枝・渡辺喜恵子両女史や平林たい子さんら女流の中に、坊主頭「女無用」の五味康祐さんが女形になって特別参加するのは「娘道成寺」。こちらは長袴をつけて、ぐっと本格的な「寿曽我対面」の立ち稽古。久保田万太郎さんの工藤祐経、舟橋聖一さんの曽我十郎祐成、曽我五郎時致は中野実さん。俳優入門で話題をまいて、すっかり演技づいた三島由紀夫さんは弁天小僧の大役。そばで気を揉む三島夫人。浪人姿が板に付いた松本清張さん。女姿の加藤芳郎さんや五味さんに、毒気をぬかれた形の今東光さん。年に一度のお道楽もだんだん病膏肓に入って来たようだ。

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毎日世界ニュース 414 あばかれた山岸会

三重県伊賀町の山岸会春日山農場では、ニワトリの飼育講習会と称して多くの会員を集めているが、その実は世界急進Z革命という世にも不思議な旗印をかかげ、いやがる受講者を監禁暴行するという事実が明るみに出た。1959年7月7日、一週間の講習会を終った26名の受講者たちは、プラカードを掲げたXマンたちに囲まれて、歌をうたいながら山を降りたが、中には途中で逃げ出したり精神状態がおかしくなる人まで出る大変な講習会だった。7月10日、三重県警察本部と上野署は200名の警官隊を動員して同会に手入れを行ない、不法監禁脅迫の容疑で幹部8人を検挙したが、調べによると山岸会は破産寸前にあり、その穴埋めに講習会の名で会員から財産を召し上げようとしたものと言われている。さらに、翌11日には2人の会員が反主流派幹部を刺殺して逃亡するという事件も起こり、山狩り騒ぎという奇々怪々な内紛までさらけ出した。おかげで日光で開かれるはずの関東地区講習会はさっぱり振るわず、ニワトリだけでなく人間からも金の卵を産ませようとしたZ革命の夢は、どうやらはかなく消え去ったようである。


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