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ニュース映画

毎日世界ニュース 430 読書の秋

番組ID
N00876
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年11月04日(水)
時間(秒)
135
カテゴリ
社会
概要
1年間に出版される本の数では世界一、二と言われるわが国の読書界も、秋を迎えて益々読書人が増えている。しかし、何よりも本を拠り所とする視覚障害者のための点字図書は、コスト高から1人1冊もゆき渡らないありさまである。立派な設備を持つ東京日比谷図書館は、毎朝早くから息詰まるような受験生に読書室は完全に占領されている。豊かな秋の獲り入れを迎えた長野の農村では、忙しいお母さんたちが本を読もうとして作った母親文庫が10年の歩みを経て、学校の子供たちの助けを借りて10万人もの働きながら本を読むお母さんたちを育て上げた。読書によって、難しい農村の嫁と姑の問題を解決している。こうした長野のお母さんたちの意欲は大きな反響を呼んで、いま各地に次々と本を読むお母さんたちが生まれようとしている。

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毎日世界ニュース 406 ゆらぐ専売制度

瀬戸内海沿岸では流下式という新しい製法を取り入れて、塩の生産はようやく最盛期に入ろうとしているが、一方では、塩の生産過剰のため、整理の対象となった弱小塩田は、今途方に暮れている。伊達政宗の時代から300年の歴史を持つ、宮城県の渡波塩田もその一つ。入浜式という昔ながらの製法では、コストが高くついて外国から安く入る塩に太刀打ち出来なくなったのである。戦後塩不足の時代、増産また増産に追われたのも今は昔の夢。再建も補償もメドがつかぬまま、塩を炊くカマドの火は絶えて、塩田はペンペン草の生え放題。見捨てられてゆく弱小塩田の悲哀である。一方、アルコールは需要減のため、宮崎県の小林工場は経営合理化のため民間払下げと決定。120名の従業員たちは死活問題だけに払下げ絶対反対。市役所に陳情に押し掛けて深刻な表情だ。同じ民間払下げの悩みを持つ福岡の国鉄志免炭鉱の従業員たちも、応援に駆けつけ、払下げ反対の共同闘争を打ち出した。その場へ視察に現れた通産局の役人が、写真を撮ったというのでフィルムを巻き上げられる始末。赤字を抱えた専売制度の危機は、経営合理化の名のもとに、こうした弱小企業へのシワヨセとなって表われて来たようである。


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