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ニュース映画

毎日世界ニュース 430 読書の秋

番組ID
N00876
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年11月04日(水)
時間(秒)
135
カテゴリ
社会
概要
1年間に出版される本の数では世界一、二と言われるわが国の読書界も、秋を迎えて益々読書人が増えている。しかし、何よりも本を拠り所とする視覚障害者のための点字図書は、コスト高から1人1冊もゆき渡らないありさまである。立派な設備を持つ東京日比谷図書館は、毎朝早くから息詰まるような受験生に読書室は完全に占領されている。豊かな秋の獲り入れを迎えた長野の農村では、忙しいお母さんたちが本を読もうとして作った母親文庫が10年の歩みを経て、学校の子供たちの助けを借りて10万人もの働きながら本を読むお母さんたちを育て上げた。読書によって、難しい農村の嫁と姑の問題を解決している。こうした長野のお母さんたちの意欲は大きな反響を呼んで、いま各地に次々と本を読むお母さんたちが生まれようとしている。

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毎日世界ニュース 436 さよなら日本

1959年12月10日、品川駅の内外を埋めつくした旗の波に送られて、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)への第1次帰還が始まった。父の遺骨を抱いた少女も、息子に背負われた老人も、思い思いの希望を胸に集結地新潟に向かうのだ。予想された韓国側の妨害もなく帰還列車は順調なスタートを切った。しかし翌朝新潟駅構内にさしかかった頃、韓国青年行動隊の妨害で列車が一時立ち往生する騒ぎが一度ならずあった。列車は20分遅れて新潟駅に到着。警官隊護衛の中をバスを連ねて宿舎日赤センターへ向かい、第1次帰還者975名の集結を無事に終った。宿舎の周辺は万一に備えて昼夜をわかたぬ厳重な警戒。その中で帰還者たちは問題の意思確認手続きもなごやかに済ませ、日本の小学生が別れに歌うアリランの調べに、旅情を慰めながら静かに船出を待った。14日いよいよ帰国の日。帰還者たちは新潟港に待つ2隻のソ連船に乗船、葛西嘉資本部長(日本赤十字社副社長)から、李一卿(北朝鮮赤十字社副社長)北朝鮮代表に帰還者名簿が引き渡されて、日本とも間もなくお別れである。長い曲折を経て3年ごしにやっと実を結んだ帰国の夢。苦しかった日本での生活も今日で終る。祖国ではきっと温かい歓迎が待っていることだろう。送る人、送られる人、喜びと別離の涙もこもごも氷雨降る新潟港をあとに、第1次帰還船はクリリオン号を先頭に岸壁を離れて、一路清津(チョンジン)港に向かった。


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