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ニュース映画

毎日世界ニュース 414 相馬野馬追い

番組ID
N00807
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年07月15日(水)
時間(秒)
117
カテゴリ
地域
概要
田植も終って、福島県相馬のお百姓さんたちは、鎧、兜に身を固めて無形文化財野馬追い祭りに参加するため、続々と原ノ町へ乗り込む。雲雀ケ原に集まった10万の大観衆に迎えられて騎馬行列が到着。さっそく甲冑競馬が始まる。その昔、平將門が士気を高めるために始めたとも言われ、先陣争いにも似てなかなかの勇ましさだ。続いて数百頭の騎馬が繰り広げる神旗争奪合戦。花火から落ちる旗を鞭にひっかけて奪い合うさまは、夏草を背景に戦国絵巻さながらである。旗を奪った優者は勝ち名乗りをあげて、まっしぐらに本陣山へ。1千年の伝統を誇る絢爛豪華な無形文化財、相馬の野馬追い祭りである。

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毎日世界ニュース 429 自衛隊二つの顔

まだ水の引かぬ愛知県尾西地方の災害地に残って、復旧作業を続ける自衛隊。銃よりもスコップを肩に隊員たちの目覚ましい活躍ぶりは、地元の人々から大いに頼もしがられ感謝されて来た。子供たちにもすっかり親しまれ、学校への送り迎えから、途方にくれる老人の世話に至るまで、自衛隊員たちがこれほど国民と溶け合ったのは初めての事かも知れない。今度の災害出動で自衛隊が使った費用はおよそ1億円、それはF86Fジェット機1機分に相当する金額で済んだのだ。「こんなに高いジェット機よりもヘリコプターを増やせ」。これが今後の自衛隊に望む国民の声ともなっている。こうした折、アメリカで次期戦闘機の調査を終えた源田実空将の一行が、注目を浴びて帰国した。ロッキードかグラマンか、いずれにせよ1機だけで3億円という高い買物に疑問を持つ人が多くなって来た。安保条約改定のPRに本腰を入れ始めた岸信介首相や藤山愛一郎外務大臣。改定の必要を力説するが、果してどれだけ国民の理解を得ることが出来ただろうか。宮城県では第6管区6千名の自衛隊が出動して、1959年最大の演習が始まった。まるでお祭りでも見物するように集まって来た住民たち。ある隊員は演習より子ども相手の方がずっと楽しそうであった。目に見えぬ仮想敵国に備えて自衛隊を戦闘訓練に駆り立てるより、毎年襲って来る災害という敵から国土を守る方がどれだけその使命に叶っていることか、それは自衛隊員自身が一番よく知っているはずである。


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