テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

videocam
ニュース映画

毎日世界ニュース 400 わが輩は週刊誌

番組ID
N00745
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年04月08日(水)
時間(秒)
133
カテゴリ
社会
概要
わが輩はいまをときめく週刊誌である。てんてこ舞の忙しさで生まれ、買い手も迷うほどの人気者だ。いまやわが輩の仲間も60種類、1千万部にも及ぼうとする人口過剰に、クスリ屋やパチンコ屋にまで同居。生存競争に勝つため賞金付クイズをつけたり、表紙の研究に余念がない。わが輩たちは、いたるところに横行し、子供にまで愛されるが、どうも読書以外の利用価値らしい。売れ残って、考案された週刊誌専用の袋作りの機械で、後まで役立つのはまだいいが、結局は読み捨てられるはかない身の上。浮ついたブームは勿論ごめん。わが輩はもっと落ち着いた交際を人間様としたいのである。

同じ年代の公開番組

毎日世界ニュース 429 自衛隊二つの顔

まだ水の引かぬ愛知県尾西地方の災害地に残って、復旧作業を続ける自衛隊。銃よりもスコップを肩に隊員たちの目覚ましい活躍ぶりは、地元の人々から大いに頼もしがられ感謝されて来た。子供たちにもすっかり親しまれ、学校への送り迎えから、途方にくれる老人の世話に至るまで、自衛隊員たちがこれほど国民と溶け合ったのは初めての事かも知れない。今度の災害出動で自衛隊が使った費用はおよそ1億円、それはF86Fジェット機1機分に相当する金額で済んだのだ。「こんなに高いジェット機よりもヘリコプターを増やせ」。これが今後の自衛隊に望む国民の声ともなっている。こうした折、アメリカで次期戦闘機の調査を終えた源田実空将の一行が、注目を浴びて帰国した。ロッキードかグラマンか、いずれにせよ1機だけで3億円という高い買物に疑問を持つ人が多くなって来た。安保条約改定のPRに本腰を入れ始めた岸信介首相や藤山愛一郎外務大臣。改定の必要を力説するが、果してどれだけ国民の理解を得ることが出来ただろうか。宮城県では第6管区6千名の自衛隊が出動して、1959年最大の演習が始まった。まるでお祭りでも見物するように集まって来た住民たち。ある隊員は演習より子ども相手の方がずっと楽しそうであった。目に見えぬ仮想敵国に備えて自衛隊を戦闘訓練に駆り立てるより、毎年襲って来る災害という敵から国土を守る方がどれだけその使命に叶っていることか、それは自衛隊員自身が一番よく知っているはずである。


videocamニュース映画