テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

日本のチカラ 俺たち ウォーターボーイズ!! 僕は見つけた

番組ID
218030
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年09月09日(金)10:25~10:55
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
山口放送(KRY)
製作者
山口放送(KRY)
制作社
山口放送(KRY)、民間放送教育協会
出演者
ナレーション:高松綾香
スタッフ
テーマ曲:相内明日香、撮影:上田翼、撮影:小池孝文、撮影:都濃政也、撮影:綿野光士、撮影:山本透、撮影:廣田正治、撮影:三村大、撮影:金本伸一、撮影:金子麻史、ドローン撮影:善甫義隆、ドローン撮影:福岡秀則、音声:宇多村章二、音声:黒川秀明、音声:林英樹、音声:難波一成、音声:糸賀孝雄、音声:奥田貴弘、VE:島村伊佐央、VE:吉賀一樹、美術:花﨑美香、音響効果:河口司、取材:河口司、EED:山本宏幸、撮影:山本宏幸、取材:白石則明、取材:杉山さき、取材:木村仁彦、取材:成田弘毅、ディレクター:田村康夫、プロデューサー:佐々木聰、プロデューサー:雪竹弘一
概要
日本海に面した山口県北部の阿武町は過疎・高齢化が進む町だ。そんな町を盛り上げようと、2011年に有志の若者たちが、シンクロナイズドスイミングチーム「ABUウォーターボーイズ」を立ち上げた。「俺たち ウォーターボーイズ!!」と、お決まりの掛け声で始まる無料の公演は大人気。メンバーは役場職員や海上保安官、会社員などシンクロ未経験者の社会人ばかり。そんな大人たちのチームに、2018年春、新たに高校1年生の「たくちゃん」が加わった。ダンスが苦手で、口下手なたくちゃん。周りの大人たちは、それぞれのやり方で支え、たくちゃんも努力を重ねる。高校3年間、チームでの活動を続けるうちに、将来の目標も芽生えた。それは海の安全を守る海上保安官になること。チームの先輩たちの背中を追う。海上保安学校への進学を目指し、受験勉強に励むが、入学試験の厚い壁に何度も跳ね返される。そんなたくちゃんに寄り添ったのは、やはり、ABUウォーターボーイズの先輩たちだった。シンクロに打ち込む高校生と真摯に支える大人たちの記録。

同じ年代の公開番組

FNSドキュメンタリー大賞 ようきたね、またきいや ~観光列車が紡ぐものがたり~

コロナ禍の中、2年前にデビューした高知の観光列車「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」が、密かに人気を集めている。その理由は車窓から見える日本の原風景、高知名物の「皿鉢(さわち)」に見立てた創作料理、そして沿線住民の“お手ふり”だ。列車に向かって沿線住民が手を振るこのおもてなしは、高知~窪川駅間で、グループから個人、駅のホームから自宅まで、様々な人や場所に広がり、乗客の心を和ませている。中でも四万十町の田村梅一さん(87歳)は去年の夏から1回も欠かさず参加してきた。窪川駅の近くで多い時は30人ほどの仲間と仮装して列車を出迎える。「まん延防止」が明けたこの春、息子、孫、ひ孫と4世代での“お手ふり”が初めて実現した。田村さんの情熱の源とは。一方、この列車の最多乗車を誇るのが、大阪市の会社員・本田昇さん(36歳)だ。月給の7割を使い、130回も乗車するほどお手ふりにハマる理由とは。また列車内で「観光ガイド」デビューをする伊野商業高校の女子生徒にも密着した。お手ふり住民によるサプライズに、涙する場面も。コロナ禍で、人間関係が分断されがちな今、お手ふりによってつながる住民と乗客の心温まる交流をカメラが追った。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
ヒロシマ 祈りの場の1年 ~2021年8月―2022年7月~

広島の平和記念公園には日々どんな人がやって来るのか、公園の日常を1年にわたって記録した。渡部和子さん(78歳)は、毎日夜明けとともに公園内の原爆供養塔にやって来て、塔周辺の落ち葉を丁寧にかき集め、献花台を清掃する。ここには約7万柱の引き取り手のない遺骨が納められている。20年以上ボランティアを続ける渡部さんは「7万と言われてもおひとりおひとりのそれまでにかけがえのない人生があったんだし、希望があった。輝かしい人生を原爆で断ち切られたんですから」と語る。取材を続ける中、ロシアによるウクライナ軍事侵攻が始まった。世界が不安に包まれたその頃、被爆2世の画家、ガタロさん(72歳)が原爆ドームを見つめていた。彼はかつて1年間にわたり原爆ドームを描き続けたことがある。廃墟となったウクライナの街と原爆ドームが重なり、再び原爆ドームに向き合い始めた。核兵器の脅威が再び突き付けられた世界を憂い、ガタロさんは今日も絵筆を執る。元旦、慰霊碑で“千人献花”を行う人々。毎月6日、60年にわたって原爆供養塔での読経を続ける僧侶。毎日、原爆死没者追悼平和祈念館で被爆体験記を読む男性。今日も祈りの場には様々な人が訪れる。平和公園で出会った人たちを通して、「ヒロシマの思い」が映し出される。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組