テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

チャンネル4 腎臓を待つ 移植手術をめぐる家族の選択

番組ID
217307
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年07月10日(土)09:30~10:25
時間(分)
45
ジャンル
cinematic_blurドキュメンタリー
放送局
テレビ信州(TSB)
製作者
テレビ信州(TSB)
制作社
テレビ信州(TSB)
出演者
ナレーション:藤原里瑛
スタッフ
撮影:野本昌伯、撮影:塚田恭朗、タイトル:滝沢勝斗、MA:大沢しおり、企画:塩澤涼、構成:日笠昭彦、撮影:永江淳志、編集:永江淳志、ディレクター:永江淳志、プロデューサー:谷口孝司
概要
成人の8人に1人が患うといわれる慢性腎臓病。この病気によって腎臓の機能が低下した状態となる腎不全は、腎臓移植でしか治すことができない。しかし、腎臓移植の内、生体腎移植が9割で、死亡後の臓器提供である献腎移植は1割しかなく、日本は他国と比べても献腎移植が非常に少ない。ドナー不足の背景には、脳死や臓器提供の意思を示すことへの理解の低さが挙げられる。番組では腎移植の現状を追いながら、献腎移植を待つ患者、生体腎移植を選んだ患者と家族、多方面の医療従事者などを取材した。
受賞歴
科学技術映像祭(第63回文部科学大臣賞)

同じ年代の公開番組

ねぶたのない夏

2019年、SNSで知り合った青森の少女・日向(ジョナゴールド)と台湾の少年・ジュンホン(小林泰雅)が、チャットでやり取りを重ねている。その中で日向は、来年のねぶた祭で囃子方の一員として祭りに初参加することを伝えた。日向はジュンホンにその様子をぜひ見てもらいたいと思うが、まだ高校生のジュンホンが青森を訪れることは現実的ではない。そこで日向は自らの演奏と祭りの模様を動画で送ることを約束した。この時、ジュンホンは戸惑っていた。耳の聞こえない自分が、彼女の演奏になんと返せばいいものか。迎えた2020年。日向の囃子方デビューは、コロナによって奪われた。しかし、なんとしても青森にねぶた囃子を響かせたいという囃子方たちの想いから、囃子を演奏する機会が訪れる。ねぶた祭の中止を知っていたジュンホンだが、まさか動画が送られてくるとは想像もしていなかった。悩んだ末に恐る恐る動画のリンクを開くと、ジュンホンは生まれて初めて音を感じた。聞こえたのではない。心で感じたのだ。日向のねぶた囃子への想いや、自分への想い、青森の人々のねぶたに対する想い…あらゆる想いが、鼓膜ではなく、ジュンホンの心を震わせた。そしてジュンホンは決意する。自分の耳で日向のねぶた囃子が聴きたいと。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
宿題なんていらない ~型破り校長 最後の教え~

金沢市の西南部中学校は、全校生徒800人を超える石川県内で最も生徒数が多い公立中学校だ。西南部中の高島栄治校長(60歳)は、2019年4月から思い切った学校改革に乗り出した。テストでいい点を取るためだけの勉強、提出することが目的になった宿題、高島校長は「そんなものは全て無意味」と一刀両断し、まずは定期テストを廃止した。中間・期末と年間5回実施していた定期テストを全て廃止し、代わりに教科ごとに細かく行う「単元テスト」を導入した。さらに、強制的に提出させる形の宿題も廃止。提出用に一斉購入していた問題集を、家庭での自習用に希望者が購入するように変更した。宿題をやる、やらないは、生徒自身が決める。定期テストや宿題がない代わりに、計画的に学習する習慣を養うため、毎週スケジュール帳を書く時間を設けた。家での過ごし方や勉強の時間などを書き込み、PDSサイクルを子どものうちから身に付けることを目指す。目まぐるしく変わる社会を生き抜く人材を育てるため、大学入試改革が叫ばれるなど、学校教育も変化を求められている。高島校長が進める改革は本当に“破天荒”なのか。むしろ、高島校長が目指す教育こそが“本流”なのではないか。西南部中学校の学校改革を通して、日本の学校教育のあり方を問う。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組