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テレビ番組

KHBドキュメント 津波を撮ったカメラマン ~気仙沼を見つめた1828日間の記録~

番組ID
216828
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放送日時
2016年03月26日(土)01:34~02:04
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
東日本放送(KHB)
製作者
東日本放送(KHB)
制作社
東日本放送(KHB)
出演者
ナレーション:松本龍
スタッフ
タイトル:内海明裕香、MA:水上幸也、音響効果:片山由理、編集:須田義一、撮影:小野寺晃(補助)、撮影:千葉顕一、撮影:藤田紗佳、撮影:佐藤勇貴、ディレクター:藤野正義、プロデューサー:藤井尚弘、制作:鈴木泰之
概要
古里・気仙沼を襲った東日本大震災の巨大津波。その一部始終をKHB気仙沼支局の千葉顕一カメラマンが撮影していた。自らも被災したが、あの日以来、精力的に取材を続けている。膨大な取材テープに映る被災者の姿。両親を失い、支え合って生きる姉妹。妻の死を悔やみ続ける夫。ようやく住宅再建を迎えた男性。「伝え続けていかなくてはいけない」。被災地に生きるカメラマンがファインダー越しに見つめた1828日間の記録である。
受賞歴
ギャラクシー賞(第59回報道活動部門奨励賞(東日本大震災を巡る一連の報道・ドキュメンタリー制作))

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