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テレビ番組

ネイチャー&ヒューマンスペシャル シリーズ10 雪猿 生命の森・志賀高原 秘湯を守る女将

番組ID
216250
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放送日時
2021年02月10日(水)19:00~19:54
時間(分)
48
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
長野朝日放送(ABN)
製作者
長野朝日放送(ABN)
制作社
長野朝日放送(ABN)、トラストネットワーク
出演者
スタッフ
撮影:高橋正美、撮影:小島遼平、音声:津田駿輝、ドローン撮影:鄭卓、ドローン撮影:増田光一、MA:須佐文、音響効果:古川貴彦、タイトル:若井更紗、広報:蔵田玲子、ディレクター:村井洋太郎、プロデューサー:小林明子、プロデューサー:山口哲顧、制作:郡司勝己
概要
長野県山ノ内町地獄谷には、温泉に入る野生のサル「スノーモンキー」を目当てに毎年多くの観光客が訪れる。険しい崖に囲まれた標高850mの秘境にひっそりと佇む温泉宿が、1864年創業の「地獄谷温泉後楽館」だ。7代目女将・竹節三枝さん(55歳)は、近所の子どもに接するようにサルたちに心を寄せている。三枝さんは社長令嬢として育ったが、30年前に大恋愛の末、家族の反対を押し切って奈良県から嫁いできた。「お嬢様」育ちの三枝さんにとって、地獄谷での生活は想像以上に厳しく、「まさに地獄だった」と語る。しかし、今では大工仕事、雪下ろしとあらゆる山仕事をこなし、海外留学で培った英語で外国人客をもてなすなど、宿は三枝さんを中心にまわっている。2020年春、小さな宿にも新型コロナウイルスの影響で苦難が襲い掛かる。客はゼロになり、休業を余儀なくされ無収入の日々が続いた。苦境でも三枝さんは江戸時代から続く秘湯を守ろうと新たな挑戦に乗り出す。悠久の大自然で共存する、人と生き物の四季を美しい映像とともに見つめた。◆ダイワハウススペシャル
受賞歴
ギャラクシー賞(第58回奨励賞)

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映像’21 新発見の価値 ~研究の対価を問う理由~

2018年、京都大学の本庶佑特別教授(79歳)は「がん免疫治療法の発見」でノーベル医学生理学賞を受賞した。免疫を強くする方法ではなく、免疫細胞にブレーキ機能があることを発見し、このブレーキを外してがんを攻撃する治療薬を完成させたのだ。薬の開発には小野薬品と米大手製薬会社と共に進め、2014年「オプジーボ」が誕生。産学連携の成功例と誰しもが思ったが、本庶教授は2019年小野薬品に対し訴訟も辞さない考えを示した。その理由は「特許料率の設定の低さ」だ。1992年「オプジーボ」の元となる分子を発見し、がん治療に応用できないか製薬会社を模索するなか、2006年に小野薬品と特許契約を結んだ。当時、日本では研究者の知的財産を守る専門家も少なく、企業と取り交わす特許料率は極めて低かったという。その後、特許料率の引き上げの交渉を進めるなか「オプジーボ」に酷似した薬を別の大手製薬会社が販売を始め、企業間の法廷争いになった。小野薬品は本庶教授に裁判協力を依頼。裁判の結果が出た際には小野薬品が得られた成果配分の40%を求め、了承を得て出廷し証言したという。裁判は小野薬品側の勝訴的和解に終わったが、後に示された配分の料率は1%だったと訴える。その後、小野薬品は特許料と配分の引き上げの代わりに300億円を京都大学に寄付する提案をしてきたが、合意には至らなかった。「研究の対価が正当に支払われていれば1000億円にのぼる」と本庶教授の担当弁護士は指摘する。本庶教授は研究者が得た成果は正当な対価として還元されるべきだと訴える。裁判という強硬手段に出た背景には、基礎研究者を守りたいという思いがある。がん医療を変えた免疫治療の開発者が新たに投じる一石の行方を追う。


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