テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

日本のチカラ みんなのロケット ~信州発!若きエンジニアたちの夢~

番組ID
215962
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年05月17日(日)05:45~06:15
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)、民間放送教育協会、コンテンツビジョン、ティ・ブィ・フォー
出演者
ナレーション:石井嘉穂
スタッフ
テーマ音楽:相知明日香、撮影:米山博昭、撮影:西村久司、VE:牛丸直斗、編集:和田秀一、MA:桑澤康則、CG:竹内あずさ、ディレクター:富田尚武、プロデューサー:手塚孝典、プロデューサー:雪竹弘一
概要
精密加工や自動車部品の製造が盛んな人口20万人の諏訪地域で小型ロケットを打ち上げるプロジェクト(SUWA小型ロケットプロジェクト)が進んでいる。携わっているのは製造業などに勤める約20人のサラリーマンで、みな手弁当で参加している。プロジェクトは、航空宇宙産業参入への足掛かりや、技術者の育成を目的に、地元自治体や信州大学の呼び掛けで2015年にスタートした。精密部品加工メーカーの技術者、成田周介さん(38歳)は2019年度のプロジェクトリーダー。地元からの要望が強い諏訪湖での安全な打ち上げを目標に、家族に見守られながら活動するメンバーの姿を追った。

同じ年代の公開番組

ぼちぼちと 西日本豪雨と3世代家族の1年10ヵ月

2018年7月、西日本を襲った豪雨は岡山県にも大きな被害を及ぼした。倉敷市真備町では川の堤防が決壊し、町の3割が水没。真備町で、先祖代々の田んぼを守ってきた福島和雄さん(59歳)は、その夜、孫娘のお誕生日会をしていたが、危険が迫り、一家はケーキも部屋の飾りもそのままに避難した。家族に怪我は無かったものの、妻と娘夫婦、2人の孫の6人で暮らしていた自宅を失った。農機具も使えなくなるなどの被害に、コメ作りを諦めかけた福島さんだったが、イネは豪雨に負けずに成長を続けていた。一家は、再び真備町に戻ってくることを誓い、町外の仮設住宅で生活再建を目指すことになった。福島さんは、水害を乗り越えながら田んぼを広げてきた亡き父に思いを馳せ、農業への思いを新たにする。一方で、被災して転校しなければならなくなった小学4年生の孫にある異変が起きていた。また、妻は思い出が詰まった家の解体を前に、生活再建への不安がこみ上げてくる。そんな家族に福島さんがかけてきた言葉は「ぼちぼちと」。苦しい時は抗うのではなく、ゆっくり前を向けばいいという口癖だった。西日本豪雨から1年10カ月、ある3世代家族のその後を見つめた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組