テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

ねぶたのない夏

番組ID
215904
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年04月10日(土)11:30~11:45
時間(分)
10
ジャンル
recent_actorsドラマ
放送局
青森テレビ(ATV)
製作者
青森テレビ(ATV)
制作社
青森テレビ(ATV)
出演者
スタッフ
音楽:haruka nakamura、題字:北村麻子、プロデューサー:鎌田裕一、企画:福士義丸、企画:所政之、脚本:鍵和田昇、撮影:田表壮、撮影:奥山巧太、撮影:浅利大祐(ねぶた)、照明:大﨑桂、録音:山田一成、ドローン撮影:奥山巧太、絵コンテ:間山マミー、ヘアメイク:盛多麻紀、監督:長根雄之
概要
2019年、SNSで知り合った青森の少女・日向(ジョナゴールド)と台湾の少年・ジュンホン(小林泰雅)が、チャットでやり取りを重ねている。その中で日向は、来年のねぶた祭で囃子方の一員として祭りに初参加することを伝えた。日向はジュンホンにその様子をぜひ見てもらいたいと思うが、まだ高校生のジュンホンが青森を訪れることは現実的ではない。そこで日向は自らの演奏と祭りの模様を動画で送ることを約束した。この時、ジュンホンは戸惑っていた。耳の聞こえない自分が、彼女の演奏になんと返せばいいものか。迎えた2020年。日向の囃子方デビューは、コロナによって奪われた。しかし、なんとしても青森にねぶた囃子を響かせたいという囃子方たちの想いから、囃子を演奏する機会が訪れる。ねぶた祭の中止を知っていたジュンホンだが、まさか動画が送られてくるとは想像もしていなかった。悩んだ末に恐る恐る動画のリンクを開くと、ジュンホンは生まれて初めて音を感じた。聞こえたのではない。心で感じたのだ。日向のねぶた囃子への想いや、自分への想い、青森の人々のねぶたに対する想い…あらゆる想いが、鼓膜ではなく、ジュンホンの心を震わせた。そしてジュンホンは決意する。自分の耳で日向のねぶた囃子が聴きたいと。

同じ年代の公開番組

映像’21 いつか帰れる日まで ~異国で願うミャンマーの民主化~

今年2月に起きたミャンマー国軍のクーデター。これに抵抗するミャンマーの市民に対し、国軍は容赦なく銃を向け、多くの死傷者が出ている。この状況を日本で暮らすミャンマー人たちは心配している。一方、日本にいるミャンマー人の若者も新型コロナの影響を受け、収入がなくなり不法滞在になるなど、厳しい生活環境を強いられていた。こうした人たちを支援するミャンマー人の難民、アウン・ミャッ・ウィンさん(47歳)。大阪でミャンマー料理店や訪問介護施設を営んでいる。過去にミャンマーの民主化運動に参加し、国から逃れざるを得なかったウィンさんは、何とか日本に住むミャンマーの若者たちの力になりたいと奔走していた。ウィンさん自身、14歳から民主化運動に参加。1989年にアウン・サン・スー・チー氏が自宅軟禁されると、ウィンさんは活動家として狙われるようになり、1995年に逮捕された。その後、ブローカーを介して祖国を脱出。幸いにも2004年、日本で難民認定される。祖国の動向を憂いながらも、在日ミャンマー人たちの力になりたいと取り組むウィンさんと、祖国ミャンマーと日本の間で揺れ動く若者たち。そんななか、2021年6月にウィンさんは、サッカーミャンマー代表選手として日本のフィールドに立ち、国軍に抵抗を示す3本指のサインを掲げたアウン選手の亡命を手助けする。緊迫したやりとりなどを通して、異国でミャンマーの民主化と平和を願う人たちの「いま」を描く。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
静岡発そこ知り 世界へ発信!しずおかの天ぷら

日本最高峰の天ぷら屋が静岡にある。その名は、「成生(なるせ)」。店主の志村さんは、大学卒業後、サーフィンをしたくてオーストラリアへ。そこで皿洗いのアルバイトを始めたことがきっかけで料理の道に入った。帰国後、焼津の割烹料理屋で修業し、そこで天ぷらの奥深さを知り、2007年に自分の店をオープンした。最初はうまくいかず、仕入れすらできなくなることもあった。その時励ましてくれたのが、焼津のサスエ前田魚店の5代目・前田尚毅さん。地元の食材にこだわって2人でメニューを考えていき、今や県外の美食家たちがこぞって訪れる天ぷら屋に成長した。川崎出身の志村さんは、東京への進出を考えていた時もあったが、静岡への恩返しの意味で移転先は同じ静岡に決断した。番組では、新生「てんぷら成生」のオープンまで密着。新店舗では徳川家康にちなんだ新メニューを出そうとしていた。果たして日本が誇る天ぷら職人と魚屋がどんなメニューを作り出すのか。試行錯誤を繰り返して、完成するまでにも迫る。静岡を誰よりも愛する男・志村剛生が生み出す、静岡でしか食べることができない天ぷらとは。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組