テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

りんごのまちで育つ子へ 親子を支える「みんな食堂」

番組ID
215749
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年05月24日(日)14:00~14:55
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
北海道文化放送(UHB)
製作者
北海道文化放送(UHB)
制作社
北海道文化放送(UHB)
出演者
ナレーション:新崎真倫
スタッフ
撮影:八重崎邦宏、撮影:近藤広伸、音声:山田智貴、音声:三村将純、音声:斉藤慎、編集:佐々木塁、タイトル:森瑞紀、CG:森瑞紀、音響効果:梅原浩介、MA:梅原浩介、取材:新崎真倫、取材:涌井寛之、プロデューサー:涌井寛之
概要
札幌市豊平区平岸地区はかつてリンゴ栽培で栄えたが、高度経済成長とともにリンゴ園は宅地に姿を変えた。そんな豊平区のコミュニティラジオ局「FMアップル」が開いている子ども食堂「みんな食堂」では、月に1回地域の親子が集まって食事をする。更に2年前から、別の日に大学生の深堀麻菜香さんが子どもたちに勉強を教えている。通っている子どもの母親・アキさん(仮名)は子どもの頃いじめられた経験から今も人が怖いという。深堀さんたちはアキさんの悩みを聞き、少しずつ食堂を親子の居場所に変えていった。深堀さん自身も経済的に困難な中で育った過去があり、学びたい子どもたちに思いっきり勉強をさせてあげたいと、高校2年生から学習支援のボランティアをしている。しかし、食堂が地域の親子の居場所となってきた矢先、新型コロナウイルスのため食堂も開くことができなくなり、子どもたちの暮らしを直撃した。そんな中でもオンラインでの学習支援を始めるなど、子どもたちの成長を支えようとする奮闘を取材した。

同じ年代の公開番組

ytvドキュメント パパって呼んで… 女の子の難病 レット症候群に薬を

大阪に住む谷岡哲次さんは、工務店に勤務する営業マンである。妻の陽子さんと長男の3人に、新たな家族が増えたのは2008年のこと。目の大きな笑顔の可愛い女の子に、「紗帆(さほ)」と名付けた。しかし、生後半年頃に異変に気付き、2歳半の時に神経性の難治性疾患「レット症候群」だと診断された。この病は女の子だけに発症し、言語・運動能力に遅れが見られる進行性の難病で、常に手をもんだり、手を口にいれたりするのが特徴である。1万人から1万5千人に1人が発症するとされている。紗帆さんは12歳になるが、立つことも、言葉を話すこともできない。「この病気になった娘を不幸な一人ととるのか、社会を変えるために生まれてきた一人だと考えるのか」、谷岡さんは後者を選択し、10年前にNPO「レット症候群支援機構」を立ち上げ、患者家族の支援や治療薬の開発、承認を後押しする活動を行っている。谷岡さんたちのように、患者団体が寄付を集め、資金面で研究者を支援するという活動には前例がない。谷岡さんの願いはただひとつ。「いつの日か紗帆に、“パパ”と呼んでほしい」。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組