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テレビ番組

SBCスペシャル 汐凪の花園 原発の町の片隅で

番組ID
214349
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放送日時
2019年05月29日(水)19:00~20:00
時間(分)
51
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
信越放送(SBC)
製作者
信越放送(SBC)
制作社
信越放送(SBC)、ティ・ブィ・フォー、コンテンツビジョン
出演者
スタッフ
撮影:橋爪忠博、撮影:丸山清寿、撮影:牛丸直斗、撮影:土屋貴弘、編集:和田秀一、CG:竹内あずさ、MA:桑澤康則、取材:三島さやか、ディレクター:手塚孝典、プロデューサー:上條剛正
概要
東京電力福島第一原子力発電所の事故から8年。次々と避難指示が解除され、「復興」が進んでいるような印象を与えている。しかし、その「復興」の片隅で、取り戻すことができない人生と向きあう人々が、今、何を思い生き、何を支えに生きようとしているのだろうか。東日本大震災の後、木村紀夫さん(53歳)と長女の舞雪さん(18歳)は、福島県から長野県白馬村に移り住んだ。自宅があった大熊町熊川地区は津波で壊滅し、父親と妻、次女を亡くした。翌日の福島第一原発の事故で避難を余儀なくされ、家族の捜索はできなかった。その後、父親と妻の遺体は発見されたが、次女の汐凪さん(当時7歳)は見つからないままだった。木村さんは毎月大熊町に通って捜索を続け、2016年12月、自宅近く瓦礫の中から遺骨の一部を見つけた。未だ帰還できない原発の町の現実を見つめ、終わらない原発事故の中で生きる木村さんの8年を辿った。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2019年報道番組優秀)、ギャラクシー賞(第57回奨励賞)

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