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テレビ番組

ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側 前編

番組ID
214134
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放送日時
2018年06月03日(日)14:00~14:55
時間(分)
45
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
フジテレビジョン(CX)
製作者
フジテレビジョン(CX)
制作社
フジテレビジョン(CX)、スモールホープベイプロダクション
出演者
スタッフ
撮影:谷茂岡稔、EED:阿部秀昭、MA:鈴木公祥、音響効果:中村由紀、編集:大泉渉、広報:長谷川智子、デスク:伊藤ひろみ、演出補:大沼弘子、テーマ曲:宮田悟志、構成:山田あかね、演出:山田あかね、プロデューサー:山田あかね、チーフプロデューサー:張江泰之
概要
広島県にある動物保護団体「犬猫みなしご救援隊」の代表・中谷百里さんが犬や猫の保護活動に奔走する姿を2週にわたって送る。◆前編。中谷さんは広島市郊外の本部に犬140匹、猫1000匹を収容するシェルターを構え、さらに栃木にも犬90匹、猫300匹を収容するシェルターを持つなど幅広く活動している。そんな中谷さんが今取り組んでいるのが、各地で起こっている「多頭飼育崩壊」への対応だ。犬や猫が好きで飼い始めたが、去勢手術をしなかったために、世話ができないほど増やしてしまうケースが起きている。あるケースでは、犬30匹近くが放置され、周辺住民が被害を受けるまでになっていた。別のケースでは2DKのアパートで女性がひとりで猫30匹近くを飼育しているが、掃除が行き届かず、悪臭がするなどの近所のクレームがきていた。中谷さんは絶妙な間合いで飼い主と向き合いながら、生き物たちの命を最優先した道筋を見つけていく。
受賞歴
放送文化基金賞(第45回ドキュメンタリー番組優秀賞)

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山懐に抱かれて

岩手県で山を切り開き、「山地酪農」に取り組んできた吉塚さん一家を24年にわたり取材したドキュメンタリー。◆千葉県市川市出身の吉塚公雄さん(67歳)は、東京農業大学在学中に猶原恭爾博士が提唱した「山地酪農」を知った。夏も冬も牛を山に放ち、シバと自前の牧草で牛を育てる、自然に近い酪農だ。森林を活用した循環型農業に魅せられた吉塚さんは、牧場開拓のため岩手県田野畑村に移り住んだ。夜も明けぬうちから働いて、木を切り倒し、牛を放ち、シバを一本一本植える暮らし。採れる牛乳は安全で安心だが少量しか採れず、貧しい生活が続く。吉塚さんはプライベート牛乳の製造、販売に挑戦し、食への不安が高まる中、山地酪農の牛乳は順調に売上を伸ばすことに成功する。子どもたちの成長につれ、頑固な公雄さんと農場経営について対立もあったが、牧場経営は長男の公太郎さん、牛乳販売は三男の純平さんが受け継ぎ、公雄さんの夢だったチーズなどの乳製品作りは四男の雄志さんが実現した。今は孫たちも牧場を手伝い始め、吉塚さんが自らの人生を掛けてきた「山地酪農」は親から子に、そして孫たちに受け継がれている。


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