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テレビ番組

NNNドキュメント’18 3・11大震災シリーズ84 見えない壁 福島・被災者と避難者

番組ID
212137
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放送日時
2018年02月12日(月)00:55~01:25
時間(分)
25
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
福島中央テレビ(FCT)
製作者
福島中央テレビ(FCT)
制作社
福島中央テレビ(FCT)
出演者
ナレーター:小野紗由利
スタッフ
題字:柿沼康二、タイトル:高原雅江、撮影:高橋一馬、撮影:柴田仁、撮影:先崎昇、編集:先﨑昇、ミキサー:山口誠、音響効果:渡辺真衣、ディレクター:小野紗由利、撮影:小野紗由利、プロデューサー:丸淳也
概要
福島県いわき市には、原発事故で避難した住民と津波被災者が隣り合って暮らしている場所がある。それぞれの公営住宅(団地)が道路一本を隔てて建てられているのだ。賠償金で暮らす原発避難者と、見舞金程度しか受けていない津波被災者。補償の格差が横たわり、両者の間に軋轢を生んでいた。その壁を乗り越え、互いに距離を縮めたいと、一人の原発避難者が呼びかけた。交流が少しずつ始まり、初めて合同の秋祭りを開いた。もとは同じ福島県民、同じ被災者。それぞれが悲しみと向き合いながら福島で生きていく姿を伝える。
受賞歴
ギャラクシー賞(第55回奨励賞)

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結(ゆい)… 人がつなぐある地方の日々

富山県南砺市の小さな集落に101歳のおばあさんと82歳の息子・鐡太郎さんが暮らしている。鐡太郎さんは退職を機に高齢の母の元に1人戻ってきた。2人が暮らす集落が一番賑やかになるのは、日本全国から子や孫たちが集まってくる春祭り。鐡太郎さんは子供たちに獅子舞を教え、山菜を採り、準備を進めていた。鐡太郎さんが願うのは、地域の支えとなっているこの祭りが続くことである。一方、砺波市の郊外に暮らすのは母の介護を終え、25年ぶりに美容院をオープンさせた宮越さん(70歳)。地域に支えられ、母は幸せな最期を迎えられたと感謝する宮越さんは、店の一角に地域の人が気軽に集まれるサロンのようなスペースを作り、地域の「つながり」を支えていた。そんな2つの地域で活動しているのが移動販売車「とくし丸」。単なる移動販売だけではなく、高齢者医療に力を入れる医師と連携することで高齢者を支えるネットワークを作り上げている。高齢化、人口減少が進み、「地域」が失われていく中、人と人の「つながり」を守り、地域を支えようとする活動を追った。


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