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テレビ番組

FNSドキュメンタリー大賞 黒声の記憶

番組ID
211712
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放送日時
2016年05月28日(土)14:20~15:15
時間(分)
48
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
鹿児島テレビ放送(KTS)
製作者
鹿児島テレビ放送(KTS)
制作社
鹿児島テレビ放送(KTS)
出演者
ナレーション:尾堂公信
スタッフ
監修:小川学夫、カメラ:西村智仁、音声:前島大樹、MA:万善弘美、構成:高橋修、編集:宮村浩高、ディレクター:川村健大、プロデューサー:野元俊英
概要
鹿児島県の奄美大島に生まれ、幼くして失明し、その後、独特の低いだみ声の異色の唄者として知られた里国隆(さと・くにたか)の生涯を追うドキュメンタリー。◆里は1918年(大正7)生まれ。生後間もなく失明し、島唄の唄者であった祖父、里赤坊の手ほどきで三味線と島唄を覚えた。10代の頃から竪琴弾きの樟脳売りの旅芸人について行き、家出をくり返す。戦後、21歳ごろからは、米軍統治下の沖縄を放浪。島唄や流行歌などを唄い、流しで歩き、金武、普天間、嘉手納といった基地の町では大いにうけたという。56歳の時、芸能ライターの竹中労に見いだされ、レコードデビュー。その後も放浪は続き、沖縄ジァンジァンのステージに立った数日後に死亡した。享年66歳だった。謎に満ちた男の生涯を追うとともに、奄美と沖縄の戦後史、奄美の人にとっての「島唄」とは何かを探る。
受賞歴
ギャラクシー賞(第54回優秀賞)

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ピアノで紡ぐ三陸の春 ~西村由紀江とともに~

東日本大震災で失われたピアノはおよそ500台。震災後、ピアニスト西村由紀江と調律師の仲間たちは、被災地の家庭にピアノとその音を届けるプロジェクト「Smile Piano 500」を始めた。西村さんのラジオ番組などで告知し、使われていないピアノを譲り受けて被災地へ。震災でピアノがある日常を失ってしまった人たちに、自分たちの手でピアノを届ける。西村さんはミニコンサートを開いて、その音色と演奏も届けている。◆5年続けられているこの活動、西村さんは過去にピアノを届けた家庭を訪ねた。当時は片手でしかピアノを弾けなかった子が、両手で弾けるようになっていた。そして、ピアノを譲る方にも想いがある。病気で亡くなった妻が大切にしていたピアノが被災地へ。届けられたところは、震災前にピアノ教室をしていた家。大切に使われているピアノを見た夫は、家族の一員が素敵なところに嫁いだようだと話す。◆ピアノで紡ぐ笑顔と絆の旋律、そして子どもたちの夢。震災から5年の2016年、デビュー30周年を迎える西村由紀江。今までの活動を通してみてきた三陸、その想いを曲にして番組内で披露する。


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