テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

CBCスペシャル 戦後70年 人間魚雷 回天 ~兵器になった若者たち~

番組ID
211461
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2015年08月03日(月)01:55~02:50
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
CBCテレビ
製作者
CBCテレビ
制作社
CBCテレビ
出演者
ナレーター:滝藤賢一
スタッフ
撮影:岩月秀樹、撮影:尾白敦、音声:村上康平、編集:大谷太一、選曲:今井志のぶ、MA:澤田弘基、音響効果:笠原貴一、CG:舩越康之、タイトル:新田夕岐子、ディレクター:荒木庸輔、構成:有本整、プロデューサー:大園康志
概要
当時、世界最高水準の破壊力と速度を誇っていた「93式魚雷」を人が乗れるように改造した「回天」。長さ14メートル、直径1メートル、時速55キロ。先端に1.5トン爆薬を積み潜水艦から発射し、海中から敵艦に体当たりする特攻兵器だ。名古屋に住む岡本恭一さん(90歳)は生き残りの搭乗員で、山口県周南市の大津島に時折出向く。ここは回天の開発・訓練が行われていた島で、回天の「聖地」という。多くの搭乗員はここで何を思い訓練していたのか。2015年4月になって内部まで見学が可能になった模型の回天がある。それを前に岡本さんは「孤独感、緊張感、恐怖感。懐かしいね。」と語りだした。兵器になった若者たちの気持ちを、岡本さんら回天にかかわった関係者が吐露する。

同じ年代の公開番組

爆心地から世界へ ~被爆70年・継承~

長崎原爆被爆者、谷口稜曄さんの「赤い背中」。谷ロさんは16歳の時に爆心地から1.8kmで被爆した。入院中の1年9カ月間うつ伏せで過ごし、胸は褥瘡で腐れ落ちた。終戦後、自殺も考えるほど差別に苦しんだ。しかし原爆の犠牲となった数多の人々の無念の声が死を思いとどまらせ、生きる道を選んだ。米国立公文書館には、被爆当時病院で背中の治療を受ける谷口さんの記録映像が残る。赤く焼け爛れた背中は被爆の実相を「生々しく」伝える。◆2015年4月、谷口さんはNY国連本部で開催されたNPT核拡散防止条約再検討会議に合わせ、病を押して「これが最後」との思いで渡米、現地のNGO集会で核廃絶を訴えた。NY市立大学での被爆体験講話では、現地学生から「原爆を落としたアメリカに賠償を求める考えはないのか」と訊かれ、谷口さんは「米国に謝罪や賠償を求める考えはない。むしろ戦争を起こした日本政府に償いを求める。私は核兵器を無くすために米国に来た」と答え、喝来を浴びた。◆戦後70年、被爆地・長崎の象徴といわれる被爆者は、恩讐を越え「核なき世界」を強く訴えかける。番組では、その思いを次代につなぐ被爆3世の女子高校生の国連欧州本部訪問に同行。谷ロさんの帰国後の被爆体験講話等も継続取材した。そして「戦争の真実」「核兵器をめぐる日米の意識の違い」「原爆開発・投下に至った経緯」「高齢化する被爆者の現状」も踏まえ、核抑止力に代わる「未来の抑止力」の可能性に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組