テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

異見 米国から見た富山大空襲

番組ID
211442
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年10月05日(水)19:56~20:54
時間(分)
51
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
チューリップテレビ(TUT)
製作者
チューリップテレビ(TUT)
制作社
チューリップテレビ(TUT)
出演者
ナレーション:萩原聖人、声:トビー上原、声:西美香
スタッフ
コーディネーター:竹濱江利子、リサーチ:グリーン誠子、通訳:南千穂、通訳:岩田佳枝、選曲:矢崎裕行、MA:小川沙織、CG:田口衛、撮影:西田豊和、編集:西田豊和、ディレクター:五百旗頭幸男、プロデューサー:中村成寿、制作統括:服部寿人
概要
富山は焼夷弾によって市街地の99.5%を破壊され、戦災都市の中でも飛び抜けた被害を受けた。戦後70年の2015年夏、なぜ富山の街は徹底的に焼き尽くされたのか、日米両国での取材によって解明する。米国立公文書館では、米軍が富山大空襲の直前に、対空砲火を避けるためにB-29の腹を真っ黒に塗っていた事実を突き止めたほか、富山大空襲は、米軍の司令官カーチス・ルメイが陸軍航空軍の38回目の記念日に計画した『祝賀爆撃』であったことを裏付ける映像を発見した。2016年8月、富山を焼き尽くした米陸軍航空軍・第73爆撃航空団の戦友会が、ニューオーリンズで開かれた。会場ではチューリップテレビが取材した元乗組員(92歳)の提案で、富山大空襲検証番組「わすれない~富山大空襲70年目の証言~」の英訳字幕版が上映された。71年前の悲劇を戦勝国、米国の元乗組員たちがどう受け止めるのか。そして軍上層部の命令により、超低空飛行で日本各都市への焼夷弾爆撃を実行した彼らは、あの戦争をどう受け止めていたのか。米国から見た富山大空襲を検証した。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第65回教養優秀)、ギャラクシー賞(第54回奨励賞)

同じ年代の公開番組

目撃者f レベル7原発事故と甲状腺 チェルノブイリからフクシマへ

チェルノブイリ原発事故の被災地ベラルーシの支援を続ける福岡のNPO法人「チェルノブイリ医療支援ネットワーク」。福岡県朝倉市の会社員河上雅夫さんは、この団体の設立メンバーだ。河上さんたちは、当初、支援物資などを現地に送っていたが、現地を訪れたことがきっかけで、甲状腺の異常を発見するための医療機器を送るようになった。その後、日本の医療関係者と協力し、甲状腺ががんになっていないかを確認する検査方法の技術を現地に伝えた。さらに、日本の甲状腺治療の第一人者の協力を得て、異常が確認された甲状腺を摘出する手術の技術を現地の医師に伝えている。現地では、1986年の事故から30年経った今でも甲状腺の異常が見つかっていて、日本からの支援を必要としている。そのチェルノブイリ原発事故から25年後の2011年、日本で福島第一原発事故が発生した。チェルノブイリと同じように被ばくの影響が出るのではないか、不安が広がっている。河上さんたちは、「チェルノブイリ」の経験を「フクシマ」に生かせないか、模索していた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
新ふるさと百景 400年の祭りを受け継ぐ ~鳥取・鹿野の城山神社祭礼~

時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆鳥取市鹿野町は戦国時代から鹿野城の城下町として栄えた。鹿野祭りと呼ばれている『城山神社祭礼』は、江戸時代初めの城主・亀井茲矩が興した祭りだ。華やかで迫力のある屋台、勇ましい鎧武者、榊や神輿、そして獅子舞と日本古来の祭りの情景が今なお色濃く残っている。一度は途絶えたが、江戸末期に町民の力で復活した。400年を過ぎた今も昔からのしきたりを守り続け荘厳に繰り広げられている。神幸行列は町ごとに決められた榊、屋台、幟差し(のぼりさし)、獅子舞、そして神輿で構成され、およそ1キロ半の道のりを十数時間かけて練り歩く。本祭りは正午前に始まる。祭りの取締役を『役面(やくめん)』と言う。7つの町から一人ずつ選ばれた20歳前後の若者たちが様々な役につき、先輩から伝統のしきたりや技を受け継ぎながら祭りを進める。町民の力で復活させ連綿と続けられている祭りは、鹿野に住む人たちの誇りだ。


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
新ふるさと百景 夜空高く彩る夏の灯り ~米子がいな万灯~

時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆米子市の夏の風物詩・米子がいな祭。日暮れ間近から始まる「米子がいな万灯」は祭りの華だ。万灯は提灯が飾り付けられた竹竿を、額や顎、腰などで担ぎその妙技を競う。次々と繰り出される技と夜空高く彩る提灯の揺らめきは、多くの人を魅了する。米子がいな万灯は、東北三大祭りのひとつ「秋田竿燈」の技を習い、米子がいな祭の目玉にしようと31年前に誕生した。空高く掲げられる提灯は、稲穂のようで五穀豊穣を祈願するものだ。この年は45組が参加し技を競った。万灯は中心の竹の長さが約8メートル。46個の提灯で米粒の形を作っていく。演技では1メートルほどの竹を次々と接いでいき、最後は高さ14メートル余りにもなる。30キロもの万灯を手のひらだけで上げるだけでなく、扇子や傘の小物も使い、大技、小技で技を競い合う。担ぎ手の回りでは、鳴子などをもったお囃子隊が盛り上げる。


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組