テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’16 3・11大震災シリーズ77 その哭き声が聞こえるか ~避難区域の動物たち~

番組ID
211234
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年12月19日(月)02:50~03:20
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
福島中央テレビ(FCT)
製作者
福島中央テレビ(FCT)
制作社
福島中央テレビ(FCT)
出演者
ナレーター:浜田治貴
スタッフ
題字:柿沼康二、タイトル:高原雅江、撮影:工藤達也、撮影:先崎昇、編集:先崎昇、ミキサー:浜口崇、音響効果:加藤久喜、ディレクター:遊佐広幸、プロデューサー:小形淳一、プロデューサー:関大介
概要
東日本大震災と原発事故から5年余り。福島県では避難指示が徐々に解除され、住民の帰還も始まっている一方、まだ人々の帰還も思うように進んでいない地域がある。立ち入りが制限された避難区域では、イノシシの群れは無人の商店街をわがもの顔で歩き回り、畑の作物を食い荒らす。主がいなくなった民家に糞尿をまき散らすアライグマは、感染症のリスクも指摘される。そして、かつて家族として愛されたイヌやネコは、野生化が進んでいた。人を知らない若いネコは、牙をむいて人を威嚇する。人の姿が消えたエリアで増え過ぎた動物たちは、人々の帰還を妨げる存在となってしまった。人々の故郷を奪い、今度は動物たちの居場所を奪おうとする原子力災害の理不尽さを描く。

同じ年代の公開番組

異見 米国から見た富山大空襲

富山は焼夷弾によって市街地の99.5%を破壊され、戦災都市の中でも飛び抜けた被害を受けた。戦後70年の2015年夏、なぜ富山の街は徹底的に焼き尽くされたのか、日米両国での取材によって解明する。米国立公文書館では、米軍が富山大空襲の直前に、対空砲火を避けるためにB-29の腹を真っ黒に塗っていた事実を突き止めたほか、富山大空襲は、米軍の司令官カーチス・ルメイが陸軍航空軍の38回目の記念日に計画した『祝賀爆撃』であったことを裏付ける映像を発見した。2016年8月、富山を焼き尽くした米陸軍航空軍・第73爆撃航空団の戦友会が、ニューオーリンズで開かれた。会場ではチューリップテレビが取材した元乗組員(92歳)の提案で、富山大空襲検証番組「わすれない~富山大空襲70年目の証言~」の英訳字幕版が上映された。71年前の悲劇を戦勝国、米国の元乗組員たちがどう受け止めるのか。そして軍上層部の命令により、超低空飛行で日本各都市への焼夷弾爆撃を実行した彼らは、あの戦争をどう受け止めていたのか。米国から見た富山大空襲を検証した。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組