テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

KNBふるさとスペシャル 富山駅前 昭和劇場

番組ID
210378
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2015年11月30日(月)01:35~02:30
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
北日本放送(KNB)
製作者
北日本放送(KNB)
制作社
北日本放送(KNB)
出演者
ナレーション:中尾幸世
スタッフ
撮影:鹿島与次平、音響効果:片野正美、MA:中木輝一、音楽:守安功、音楽:守安雅子、構成:早田與博、編集:早田與博、制作統括:桐谷真吾
概要
昭和の風情漂う小さな居酒屋が2015年4月30日、半世紀にわたる歴史の幕を閉じた。JR富山駅前の富劇食堂街の居酒屋「初音」だ。終戦直後の1950年(昭和25)に建設されたビルは老朽化が進み、近く解体される。店を1人で切り盛りしてきた「初音」のお母さん(79歳)は、営業最後の日も手の込んだ料理でもてなした。お母さんの優しい人柄に惹かれて、カウンターは常連客の笑顔であふれた。「初音」は疲れた心を癒す岸辺だ。「ありがとう…」常連客はそう声をかけて、名残を惜しんだ。◆富山駅前には、もうひとつ消えゆく街区がある。富山市桜町のシネマ食堂街だ。錆びて汚れたアーケード、薄暗く狭い路地、古びた店が肩を寄せ合うように連なる様は、昭和で時間が止まったかのよう。この街区は解体中で、3年後には18階建ての複合ビルが完成する予定だ。シネマ食堂街で創業55年のおでん屋「茶文」のマスター(63歳)ら有志は、取り壊し前の5月下旬にさよならイベントを企画した。食堂街の日常を記録した短編映像などを、閉館した富山シネマ劇場で上映し、一日限り復活させるのだ。◆毎晩、小さな店のカウンターで繰り広げられた人間模様。見知らぬ者同士が席を譲り合い、打ち解けながら人生を語り合った。新幹線開業の熱気に包まれるJR富山駅前、そして消えゆく「昭和」の灯。最後の時、その灯は、戦後という時代の記憶を映し出していた。

同じ年代の公開番組

ウッティ発! アンニョンハセヨ!ワタシ桑ノ集落再生人

147世帯359人が住む集落・山梨県市川三郷町山保。山保は戦後から昭和40年代中頃までは、全ての家で養蚕を行っていた。養蚕の衰退とともに荒れ果てた桑畑、そして使われなくなった桑の葉。その桑の葉を使ってお茶を作っている夫婦がいる。韓国人のハン・ソンミンさんと日本人妻・楠三貴さん。夫婦は縁もゆかりもない山保の集落に飛び込んだ。2人がここを選んだ理由は、山保が「桑の郷」だから。市川三郷町は、かつて日本でシェア85%を占めた品種「一瀬桑」の発祥の地なのだ。◆夫婦は「一瀬桑」を使った「桑の茶」で集落を活性化し、若者を増やしたいと願い、汗を流している。しかし山保は「限界集落」。年々過疎化が進み、耕作放棄地が増大している。集落の人々は夫婦のお茶作りに協力しようと桑の生産を続けるが、「集落に若者を増やす」という夢物語は信じていなかった。そこでハンさん夫婦は、集落に溶け込もうと積極的に行動し、自分たちの思いを集落の人々にぶつけていく。◆そんな中、行政の協力のもと、市川三郷町内の耕作放棄地5万平方m余りを桑畑に再生するプロジェクトが立ち上がり、夫婦は桑の集落の再生に取り組み始める。桑の苗を植えて、昔あった美しい緑の集落をよみがえらせていく。さらに売り上げが増していくと、集落の若者や主婦の雇用が生まれる。ハンさんの行動力が、夢物語を現実へと変化させていく。◆「限界集落」のために汗を流し続ける韓国の青年ハン・ソンミンさん。やがてその行動力と姿に憧れる若者が現れてくる。ハンさんの「志」に「希望の光」が次々と差し込んでくる過程を描く。UTYテレビ山梨開局45周年記念番組。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組