テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

道標 若手記者が見つめる飲酒運転ゼロへの道

番組ID
210147
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年03月21日(月)01:56~03:01
時間(分)
56
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
ondemand_video
報道・時事
放送局
北海道放送(HBC)
製作者
北海道放送(HBC)
制作社
北海道放送(HBC)
出演者
ナレーション:島森則夫
スタッフ
制作:眞鍋康志、演出:山崎裕侍、取材:石田麻子、取材:岩下恵子、取材:構二葵、取材:小林太一、取材:堀内大輝、取材:吉村勇、編集:高橋里沙、音響効果:今野那々子、CG:藤木裕久、コーディネーター:北村朋子、通訳:沢田由希子
概要
去年6月、砂川市で軽ワゴン車に乗った一家5人が飲酒運転の車によって死傷する事故があった。一昨年も小樽市で海水浴帰りの女性4人が飲酒運転の車にはねられ死傷している。なぜ、北海道で飲酒運転が相次ぐのか。HBC報道部は若手記者によるプロジェクトチームを立ち上げた。ある記者は故郷である砂川市に足を運び、ある記者は睡眠をとってもアルコールが消えにくいことを自ら検証。公共交通機関が脆弱な「地方ならではの事情」や、厳罰化だけでは問題解決が難しい実態も明らかになった。車の没収や10代の若者への教育に力を入れるなどデンマークの先進的な取り組みも取材。飲酒運転の撲滅に向けて何ができるのかを考える。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第64回放送と公共性優秀(地方テレビ局の若手記者による飲酒運転防止に関するシリーズ特集))

同じ年代の公開番組

8月6日の切符 ~あの日列車が走った~

あまり知られていない事実だが、原爆が投下された1945年8月6日、広島で国鉄の列車が運行されていた。その列車によって繋がれた命があった。庄原市の江木千鶴子さんは、あの日乗車した芸備線己斐-備後十日市(現在の西広島-三次)間の切符を、原爆資料館に寄贈した。当時1歳8か月の江木さんは広島駅で母親と共に被爆し、その日のうちに列車で広島を逃れた。生き延びることができたのは、沿線の住民らの救護のおかげだった。一方、原爆投下のわずか1時間後、損傷した広島駅では国鉄職員らが復旧作業を始めていた。現在マツダスタジアムがある第一機関区では、貨車を寄せ集めた避難列車が糸崎駅へ向けて出発しようとしていた。その列車で避難した男性は、今もその時の状況を鮮明に覚えている。鉄路を伝って逃げてくる被爆者を機関車の運転席に乗せ、西条に運んだ国鉄マンもいた。列車によって多くの命がつながった一方で、原爆による混乱は、壊滅した広島市街地から遠く離れた郊外にも広がっていくことになる。広島と広島以外。原爆で分かれた2つの世界を列車は行き来した。列車をめぐるあの日の物語を関係者の証言や残された資料から掘り起こす。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組