テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

よみがえれ銀鱗躍る川 ―サケふ化事業の復興元年―

番組ID
209182
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2014年12月30日(火)08:50~09:20
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
IBC岩手放送
製作者
IBC岩手放送
制作社
IBC岩手放送
出演者
ナレーション:浅見智
スタッフ
取材:木下義則、編集:木下義則、CG:須藤幸子、CG:藤村香織、ディレクター:宿輪智浩、プロデューサー:若槻修
概要
本州一の水揚げを誇る岩手の秋サケ漁が最盛期を迎えた。しかし2014年は東日本大震災の影響が心配されていた。サケは主に3年から5年で放流された川に戻る。2011年の震災ではふ化場が大きな被害を受け、多くの卵と稚魚が死滅してしまったからだ。釜石市の唐丹漁協は国の補助を待たず、施設の復旧を進めた。一方、岩手県水産技術センターは、2014年に帰ってくるサケの数を、最悪の場合、前年の半分以下と予測した。◆サケは震災前から回帰数が減少していた。海水温の上昇が原因の一つと指摘されている。唐丹漁協のふ化責任者・尾形信一さんは、不安を抱きながらサケが遡上する川を見つめる。隣接する大槌町の新おおつち漁協も、採卵用のメスのサケを飼育プールで育てるなどの工夫をしていた。サケは岩手の水産の屋台骨なのだ。◆そして12月、唐丹町の片岸川にサケは帰ってきた。採卵の目標数も確保できた。尾形さんは「予測の120%」と喜ぶ。前年、8割を占めていた4歳魚は5%ほどに激減し、やはり震災の影響は出ていた。しかし、5歳魚が8割を占めていた。確実な理由は分からないが、震災の前の年に大海原に放たれた稚魚は多くが生き残り、ふるさとの川に帰ってきたのだ。◆もちろん心配な状況は続く。尾形さんは「ここで仕事があって家族がいる、(サケのふ化事業は)生活の基盤」と、先人から引き継いだ地域の産業を守り、受け継いでいく決意をした。東日本大震災報道特別番組「忘れない3.11」。

同じ年代の公開番組

メ~テレドキュメント 汚された村から ~福島 チェルノブイリ~

福島県飯舘村は原発から約40km離れているが、風向きと降雪が大量の放射性物質をもたらした。村民の村上さん家族はメルトダウンの可能性を察知して避難し、幼い娘たちを被曝から守った。一方政府は事実を公表せず、避難指示も出し遅れた。母親たちは「せめて子どもだけでも先に逃がしてほしかった」と怒る。チェルノブイリ事故研究で知られた京都大学原子炉実験所の今中哲二助教は、村の汚染と被曝実態を調査し、原発事故由来のがん死は2~17件と推定する。◆チェルノブイリ事故では旧ソ連が情報を隠蔽した。原発から約80km離れたナロジチ地区では1万人が避難できずに取り残された。地区で生まれたブラジスラフ君の先天性障害は、ウクライナ政府から事故由来と証明されている。汚染地域では、今なお食べ物による内部被曝のリスクが解消されていない。国際原子力機関IAEAなどは子どもの甲状腺がんしか事故の影響を認めていないが、放射線医学研究所のステパノバ小児科部長らは、体内のセシウム量と血球数減少の実態を突き止めた。◆福島でも、内部被曝の影響が自然界の生物に現れている。福島でもチェルノブイリでも、人々は山や森の恵みを享受してきたが、その楽しみは奪われた。突然、故郷での日常生活を失った心の傷も深い。事故終息の見通しはたっていない…。原発所在地から離れていても、気象条件によって同じ悲劇が起こる事を、飯舘とナロジチは警告している。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
映像’14 なぜ私は語り続けるのか ~94歳・ある日本兵の戦場~

多くの国民の理解を得られないまま、なし崩し的に集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈の変更が閣議決定された。戦後69年、「戦争の実態とはどういうものなのか」が忘れ去られようとしている。そんな戦争の実態を語り継ぐ三重県在住の元日本軍兵士の声に耳を傾け、実際に戦場でなにがあったのか、兵士たちがどのように人間性を失くしていったのかを考える。◆元日本兵の近藤一さん、94歳。激戦となった沖縄戦を生き抜いた。1982年に起きた教科書問題で「沖縄にいた日本兵は悪いことをした」というイメージが定着したことに耐え切れず、自分の戦争体験を話し始めた。しかし、沖縄戦の前にいた中国で日本軍が何をしたかについても語らなければならないと感じ、同様に語り始めた。とくに中国の民衆に対して行った「加害」行為の数々は、これまでほとんど語られたことはなく、聞く人たちに衝撃を与えた。番組は、毎年沖縄で戦友の慰霊をする近藤さんの様子や、中国での行為を悔いながら、そのありのままの事実を語ろうとする近藤さんの思いを追う。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.