テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

にっぽん紀行 なぜか笑顔のシャッター通り ~北九州・門司中央市場~

番組ID
208129
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2010年04月30日(金)19:30~19:55
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK北九州
出演者
スタッフ
テーマ音楽:ウォンウィンツァン、撮影:柏崎冬鷹、音声:石丸考平、編集:廣瀬拓次、音響効果:松田勇起、ディレクター:古関和章、制作統括:村上直巳
概要
疲弊する地方経済の象徴・シャッター商店街。ところが福岡県北九州市には、訪れた人が元気をもらえる一風変わった商店街がある。狭い路地に店が並ぶ門司中央市場。シャッターを下した店舗も多いが、踏みとどまる高齢の店主たちは、独自の“商い哲学”を持ってたくましく営業を続けている。そんな商店街をかけがえのないものと感じ、杖をつきながら毎日通ってくるお年寄りの常連さんも多い。一見、寂れて見える地方のシャッター商店街で、なぜ人々は笑顔でいられるのだろうか。イラストレーターのリリー・フランキーがその理由を探る。

同じ年代の公開番組

Home ~僕が田舎暮らしを始めた理由~

大家族から核家族へ、そして結婚しない人たちと、戦後、日本の家族の形は大きく変わり、もはや「一般的な家庭」の定義があいまいになりつつある。果たして、一般的な家族とはどんな形なのか…。「団塊世代」の父と仕事を持つ母、そして引きこもりの息子。高度経済成長期を東京の高島平団地で過ごした、ある家族の小さなドラマを3年間にわたって追いかけたドキュメンタリー。◆大学受験に失敗した純一さんは3年間、東京都板橋区高島平団地の部屋で引きこもりがちの生活を送っていた。そして純一さんの父、政男さんが定年退職を機に福島県小野町での田舎暮らしを決意。純一さんは「なんとなく」父との田舎暮らしを決めた。一方、母、令子さんは1人で高島平団地に残ることを決めた。30年間続けてきた保育士の仕事と年老いた実父の介護が理由だ。◆会話さえなかったという父子の田舎暮らしは悪戦苦闘の連続。失われた時間を取り戻す父とたくましく成長する純一さん。家族が離れ離れになって2年が経とうとしたころ、東京で1人暮らしを続けていた母がうつ病と診断された。孤独やストレスが原因だという。死ぬことも考えたという母に、純一さんは…、そして家族は…。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
映像’10 母との暮らし 介護する男たちの日々

在宅で高齢の母や妻をひとりで介護する男性が増えている。滋賀県彦根市に92歳の母親と暮らす小宮俊昭さん65歳も、在宅で介護する男性の一人だ。母の津がさんは食欲旺盛で元気だが、認知症で介護が必要。小宮さんは元・生命保険会社勤務の所謂猛烈サラリーマンで、家事のことの一切は妻に任せ切りだった。しかし5年前に妻がガンで亡くなり、4年前に津がさんを引き取ってからは、たった一人で母を介護し、食事の用意や掃除洗濯をしている。「ストレスの溜まる毎日だが、怒らず、気長にを心がけて暮らしている」と話す。◆厚生労働省の調べによると、2008年度に在宅介護を巡る虐待件数は1万5千件にのぼり、うち24人は死亡している。虐待を加えたのは息子が4割と一番多く、男性は全体の6割を占めている。男性は女性と比べ家に閉じこもる傾向が強く、悩みを打ち明ける相手が少ないため、突然虐待に走るケースが多いといわれている。◆昨年、岐阜県関市で83歳の母を殺害した61歳の男性のケースもそのひとつ。彼は31歳の頃から両親の介護をしていた。父は6年前に亡くなり、母の面倒を看ていた最中の出来事だった。裁判では検察側の懲役6年の求刑に対し、懲役4年の判決が下され、刑は確定した。◆小宮さんは男性介護者の集いの場が必要だと考え、地元で小さな集まりを始めた。「とにかく何か始めないと、何も変わらない」。在宅介護で行き詰まらないために、小宮さんは新たな取り組みを始めている。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組