テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

湿原の獣医さん奮闘記 ~オオワシ渡り路の異変~

番組ID
205301
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年03月26日(土)10:45~11:45
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
北海道テレビ放送(HTB)
製作者
北海道テレビ放送(HTB)
制作社
北海道テレビ放送(HTB)
出演者
国井美佐、ナレーター:三上勝由
スタッフ
テーマ音楽:梅村仁、撮影:橋本孝幸、撮影:中谷洋、音声:増田陽佳、取材:田中智祐、取材:菊池真章、取材:阿部幹雄、撮影:阿部幹雄、取材:坂本英樹、コーディネーター:木村邦生、EED:庄司好孝、MA:沢里憲壮、音響効果:佐々木堅司、AP:勇寿憲、映像:湯口幸一、撮影:藤島保志、ディレクター:藤島保志、プロデューサー:沼田博光
概要
絶滅寸前の動物たちを守り、北海道を野生生物が安心して棲める地にしようと日々奮闘する獣医師の物語。HTB環境スペシャル第3弾。◆極東オホーツク沿岸に棲息するオオワシ。越冬のためにサハリンから北海道に渡ってくる世界最大の渡り鳥だ。オオワシの渡りのルートが明らかになってきたのは最近のこと。釧路の獣医師が10年にわたる追跡調査を行い、謎とされた生態を明らかにしてきたのだ。◆サハリンで生まれたオオワシは、餌場の川や海が氷で覆われる前に宗谷海峡を渡り、多くが道東で冬を越す。この渡りのルートをカメラでなぞってみるとオオワシが人の営みから多くの軋轢をうけ、次々と困難にさいなまれている事実を知る。北海道は彼らにとって安住の地ではなく、命がけで渡らなければならない過酷な地だったのだ。◆渡り鳥がよく利用する風の通り道に、多くの風力発電が設置されてきた。彼らが風にのって羽ばたく行く手に、時速300キロで旋回する風車が立ち塞がる。羽を休めた電柱で感電し、餌場を見下ろそうと橋の欄干に止まろうとして車にはねられる。獣医師は電力事業者や道路管理者に掛け合い、事故を減らそうと奮闘する。◆一方でオオワシを保護し、地元のシンボルにしていこうという動きも出てきた。根室の観光協会はオオワシをはじめとした希少な野鳥たちを海外にアピールし、世界各国のバードウォッチャーが根室にツアーで訪れるようになってきた。◆共存の方法を探る近道は、動物の生態をよく知ること。なぜその電柱にとまったのか?なぜ海ワシが線路脇のエゾシカの死骸を狙うようになったのか?その理由がわかって初めて対策を講じることができるのだ。

同じ年代の公開番組

老後の住まい革命

北欧の福祉先進国で一般的な考え「エイジングインプレイス(地域居住)」をキーワードに、様々な環境で暮らす要介護高齢者を取材する。◆自宅の場合、自由があるが夜間や緊急時に不安を残すため、家族の援助が不可欠だ。施設(特養)の場合は、24時間のケア体制で安全面は確保されるが、スケジュール管理された不自由な生活を強いられる。また、画一的なケアによって入居者に依存心が生まれる懸念もある。自宅と施設は、いわば「二律背反」の関係だった。◆そこで、現代の社会福祉における基本理念「ノーマライゼーション」発祥の地で、福祉国家として知られるデンマークを訪ねた。この国は、50%前後の所得税と、25%の消費税で、手厚い社会保障を支えている。かつて特養のような施設整備を進めたことが、社会的入院の増加を生み、高齢者を社会から隔離することにつながった経緯から、「在宅ケア」への移行を図り、ニーズに応じたケアを提供する施策へと舵を切った。◆「自己決定」「残存能力の活用」「住居の継続性」を高齢者三原則に定め、入居者がケアスタッフと対等な関係のもとで自分らしい暮らしを継続できる、様々な高齢者住宅を整備している。首都コペンハーゲンの南西部にあり、福祉サービスが特に行き届いた街、スベンボー市の高齢者住宅にて取材した。◆日本でも「施設」から「住宅」への転換は進み、「高齢者専用賃貸住宅」が制度化された。賃貸借契約で、外部から個別の介護サービスが受けられ、安否確認など生活支援サービスも備える。病気や障害があっても、高齢者が精神的に自立した生活が送れ、生きることを幸せに思える社会の構築が急がれる。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組

Copyright Broadcast Programming Center of Japan.