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テレビ番組

NNNドキュメント’09 アラームに囲まれた命 NICU…医療と福祉のはざまで

番組ID
203834
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放送日時
2009年12月21日(月)00:50~01:20
時間(分)
25
ジャンル
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ドキュメンタリー
放送局
札幌テレビ放送(STV)
製作者
札幌テレビ放送(STV)
制作社
札幌テレビ放送(STV)
出演者
ナレーター:小山茉美
スタッフ
撮影:山上穂子、音声:安部奈実、編集:吉田香澄、AD:佐藤いつか、整音:浜口崇、音響効果:半澤知宏、ディレクター:遊佐真己子、プロデューサー:五味宏
概要
番組取材のきっかけはNICU(新生児集中治療室)のベッド不足。札幌でも自宅で生まれた新生児がたらい回しにされ、幼い命が失われた。「なぜベッドが不足するのか」それを検証する中で、3歳になってもNICUから出られない子どもに出会った。生後ずっと入院したままだ。◆一方、重症心身障害児が360人生活している旭川の北海道療育園。道内のNICUから「子どもを引き取って欲しい」という依頼が相次ぐが、それに答えられずにいる。ベッドが一杯な上、人工呼吸器が必要など、この十年で手のかかる子が急増したことから、看護師不足に陥っていた。NICU満床の理由はベッドが足りないだけでなく、「出口がない」現実だった。
受賞歴
JCJ賞(第53回新人賞(遊佐真己子))

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FNSドキュメンタリー大賞 がけっぷちナースの純真 ~乳がんから始まった日々~

盛岡市立病院精神科の看護師として働いていた山内梨香さんに、乳がんが見つかったのは4年前。グレード3という最も悪性度の高いものだった。乳房の一部を切除したものの、リンパ節への転移が見つかり抗がん剤治療を受けた。そして職場に復帰して3ヵ月後、山内さんの体を再びガンが襲った。肝臓と左大腿部の骨への転移だった。◆再び抗がん剤と放射線治療の日々。山内さんは副作用が激しい抗がん剤治療を止め、ホルモン治療に変えて仕事に出ようと決意し、午前中のみの勤務で看護師として復帰した。そんな彼女を支えてきたのは両親や友人、そしてガンになる前から付き合っていた恋人だった。◆ガンになってから山内さんは「笑いの療法士」の資格を取得。病室を丹念に回り認知症の患者の話し相手になったり、マッサージをしたり、今までできなかった本来の看護師の仕事ができるようになったという。◆「ガンは誰の身にも起こりうるもの」「ガンになってもいきいきと生きることが大事」。山内さんはガンになって分かったことをブログで発信し、自叙伝を出版して大きな反響を呼んだ。看護師として自分のするべきことに気付き、結婚という希望が見えてきたとき、3度目のガンが再発した。◆番組ではガンを患いながらも周りの支えに感謝して生きる山内さんの輝く瞬間とその日々を追う。


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