岡山県内各地で歌われている“わらべ歌”を、その地域の子どもが歌うのに合わせて、その歌に関係する歴史や風土を紹介する。◆この回は岡山市の「さよならあんころもち」。

挫折や困難を乗り越え、今生き生きと活躍する各界の著名人をスタジオに招いて、その復活の秘話、そして輝きの秘密に迫る。◆現代人の心に迫るメッセージをこめた作品を数多く生み出してきた作家・五木寛之が、自らの半生を語る。朝鮮半島で敗戦を迎え、母を失い、引き揚げ後には父が結核をわずらう。４９歳のとき弟が急死し、２度目の自殺願望を抱いた。その時親鸞の「わがはからいにあらず」ということばに出会う。

群馬県には県立ぐんま天文台があるが、群馬から見える四季の星座を四季の風景とともに紹介する。

作家の書下ろしによる一話完結の物語を、俳優の朗読とイメージ映像で綴る。ひとつの出会いが翌週に新たな出会いを生むスタイルで、一ヶ月にわたって展開していく。◆この回は岩松了作・樋口可南子朗読の第４回「忘れられたアキコ」。

福島県内の数ある祭りの中から「うつくしま祭り５０選」に選ばれた祭りを紹介するシリーズ。（２００３年５月１２日～２００４年２月２日放送、全３０回）◆山から農耕を見守ってくれると信じられている羽山の神。その神に厳冬のさなか水垢離をとって豊作を祈り、お山かけをして作柄を占う。古代さながらの厳かな神事が信仰深く行われる。

１９９５年放送の「五島列島トラヤ一家９人家族」のその後を描く。１０年間の記録を通して、父親のあり方や家族の絆について考える。ＦＮＳドキュメンタリー大賞ノミネート作品。◆両親に三男四女、９人家族のトラさん一家はウドン製造業を営んでいる。一家の長である父親の「自分の子どもは自分で鍛える」方針の元、７人の子どもたちは朝５時に起きて家業を手伝ってきた。厳しくも涙もろい父親の元で育った子どもたちも大きくなり、親元を巣立っていく。結婚して子どもを持った子、通信制の高校を卒業してカメラマンを目指し京都へ向かった子、オーストラリアへ留学した子と、それぞれの道を歩み始めた。

北海道の豊かな自然、生きてきた人々の歴史や文化、生活、産業など、次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から、道民全体の宝物として選ばれた「北海道遺産」を、ハイビジョンで撮影された美しい映像と共に紹介する。◆札幌、旭川、函館に次いでラーメンファンの熱い視線を集めているのが釧路ラーメン。釧路ラーメンの持ち味は細い麺と飽きのこないあっさり味のスープ。細麺なのはゆで時間すら待てないせっかちな漁師気質から来たともいう。

京都の由緒あるお寺の住職のプロポーズを受け、坊守（住職の妻）となった由美子。そこへ転がり込んできた謎の少女・ありすが、荘厳な寺をかき回す。（２００３年１０月４日～１２月２７日放送、全１２回）◆第１話。京都の仏教系大学を卒業し、デザイン会社に就職した由美子（清水園美）は、かねてから付き合っていた英尚（タイソン大屋）のプロポーズを受ける。英尚は誓願寺の住職だ。結婚式をチャペルで執り行うか、はたまた仏教式にするかで、まずひと悶着。英尚の風変わりな姉・晴海（若木志帆）や友人の茉莉子（あだち理絵子）を巻き込む騒動となる。どうにか式を挙げ、坊守としてのつとめにも慣れ始めたころ、英尚の父の隠し子と名乗る少女・柴原ありす（大蔵淳子）がやってくる。