テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

チャンネル4 いま、畳の上で何が… 柔道事故と中学必修化

番組ID
206520
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2011年04月30日(土)09:30~10:25
時間(分)
47
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
テレビ信州(TSB)
製作者
テレビ信州(TSB)
制作社
テレビ信州(TSB)、讀賣テレビ放送/読売テレビ放送(YTV)、マウント、クロステレビ
出演者
ナレーション:稲葉陽子
スタッフ
取材:藤塚隆、音声:渡辺一郎、MA:渡辺一郎、CG:富岡努、タイトル:鈴木聡哉、プロデューサー:征矢野泉、制作:平坂雄二
概要
2008年、長野県松本市の民間の柔道教室でベテラン指導者から投げ技を受けた小学6年の澤田武蔵君が脳に重度のダメージを受け、体を動かすこともできない後遺症を負った。武蔵君のようなケースは特殊でなく、全国の中学や高校でも柔道稽古中に多数の死亡事故や重度の事故が起きていた。その死者数、27年間で110人。ところが情報共有の仕組みがなく、柔道界も国も事故多発を把握していなかった。専門家は柔道指導には医学的な知識などの講習も必要だと指摘する。折しも国は2012年度から中学で柔道を含む武道を必修化。経験のない教師が柔道を教える立場になりかねない状況になろうとしていた。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(第59回報道番組優秀)、日本民間放送連盟賞(第60回「放送と公共性」最優秀)

同じ年代の公開番組

テレメンタリー2011 “3.11”を忘れない7 走れ!三鉄

2011年3月11日。岩手県の三陸鉄道は大津波に飲み込まれ、駅舎は跡形もなくなり、高架橋や線路はずたずたに寸断された。住民から“三鉄(さんてつ)”と親しみを込めて呼ばれる三陸鉄道。入り組んだ沿岸部を走る三鉄は、震災からわずか5日後に“復興支援列車”として一部の区間で運転を再開した。「三鉄が動いていれば、いつもの生活ができているという気持ちになってもらえるのでは…」運転士は祈るような気持ちで語った。◆通学、通院、買い物…。三鉄は赤字を抱えながらも、地域の足として走り続けてきた。1984年の開業以来、三鉄を利用してきた漁師は、村中の人たちが集まって一番列車に旗を振ったあの日のように、三鉄が復活する日を心待ちにしている。津波で大切なものを奪われた人たちにとって、三鉄は一筋の光なのだ。◆赤字ローカル線の三鉄は、国の支援がなければ全線を復旧させることは不可能だ。それでも三鉄は瓦礫のまちを走り出した。地域住民の希望を乗せ、“復興への鉄路”となることを信じて。


cinematic_blurドキュメンタリーondemand_video報道・時事tvテレビ番組