テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

土曜ドラマ 新マチベン ~オトナの出番~〔6・終〕 無言のメッセージ

番組ID
206257
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2007年08月04日(土)21:00~21:58
時間(分)
58
ジャンル
recent_actors
ドラマ
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK
出演者
スタッフ
作:井上由美子、音楽:住友紀人、演奏:コンセール・レニエ、主題歌:上田正樹、監修:神田安積、指導:野元学二、指導:湯川珠美、指導:中村毅志夫、擬斗:新実、擬斗:車邦秀、協力:植松知子、美術:稲葉寿一、技術:宮路信広、音響効果:小野寺茂樹、撮影:熊木良次、照明:中山鎮雄、音声:嶋岡智子、映像技術:片田直行、編集:水島清子、記録:塩井ヨシ子、美術進行:田中裕、制作統括:銭谷雅義、制作統括:城谷厚司、演出:黛りんたろう
概要
生きてきた環境も職業も性格も違う三人の男たち。弁護士としては新米でも、「オトナ」として暮らしてきたそれぞれの人生経験を生かしながら、依頼人に体当たりする。そして彼ら自身もまた、依頼人との出会いを通して新たな経験を重ね、さらに「オトナ」へと成長していく。三人の熱き壮年弁護士たちによるリーガル・ヒューマン・ドラマ。(2007年6月30日~8月4日、全6回)◆最終回「無言のメッセージ」。大滝校長(上田耕一)が転落死した事件で、教諭の新城里美(室井滋)が犯行を自白して逮捕された。しかし徳永源太郎(渡哲也)は、校長に導かれて教職に就いた新城が恩師を殺したとは信じられない。彼女が生徒をかばっているのではと、源太郎は新城を問いつめる。
受賞歴
ギャラクシー賞(第45回奨励賞)

同じ年代の公開番組

NNNドキュメント’07 鏡の中の夕張 ~マチを追いつめたもの~

高齢者率40%の夕張市。理容院に集うのは夕張の発展を支えてきた高齢者ばかり。市の財政破綻をきっかけに、自分たちの人生を振り返る。床屋の鏡に映しだされる自分の姿。元炭鉱マンは「夕張、食うバリ、坂ばかり、ドンとくれば死ぬばかり。上に逆らわなければ明日の仕事も生活もある。金を使うのが美徳だった」と振り返る。家賃も光熱費もタダ。企業丸抱えの炭鉱時代。その時代にしみついた生活ぶりが、いまも抜けない。水は出しっぱなし、デンキはつけっぱなし。破綻を体験して気づく。「破綻の原因は、我慢せずであったこと。依存は楽だった」。しかし、一度しみついた依存という中毒から抜け出せない。それは個人だけではなく、マチ全体の体質だった。いまだに家賃を払わない市民がいる。それを野放しにしてきた行政。インフラも企業が整備した夕張は、石炭の時代が終わると同時に企業が撤退。行政も市民も拠り所をなくした。財政破綻した市には病院がなくなり、図書館もなくなった。公園も公衆浴場もなくなった。「依存」がもたらした破綻の姿。それは夕張だけの問題だろうか。鏡には自分のどんな姿が映るのだろうか。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組