くりぃむしちゅー、タカアンドトシ、柳原可奈子が、さまざまなゲーム企画で戦う対決バラエティ。◆この回は人気企画の「ザ・ターミナル」。ゲストを交えて４人ずつの３チームが、流れてくる商品の値段を全員で当てる。誰かが間違ったら床が抜けてチーム全員が落下するプレッシャーの中、勝ち残るのはどのチームか。

ＭＣ・雨上がり決死隊が共通の趣味や特徴をもったゲストをグループくくりで呼び、他ではなかなか聞けないマニアな話しを繰り広げるトークバラエティ。“アメトーク”（２００２年１０月３日放送開始）◆この回のくくりは、サバンナ高橋茂雄のプレゼン企画「中学の時、イケてないグループに属していた芸人」。写真、アダ名、女子との会話…。学生時代のほろ苦～い思い出を、芸人たちが笑いで吹き飛ばす。

熊本県人吉市にある青井阿蘇神社で１２００年あまり続く祭り、「おくんち祭」に情熱を燃やす人々の姿を描く。◆９日間にわたる祭りのハイライトは２０００人が参加する神幸行列だ。この祭りで唯一抽選で選ばれないとできない出し物がある。それは「獅子役」だ。「獅子役」は抽選で２４人選ばれるが、なかでも「一番獅子」を引き当てた人だけにできるのが「獅子の飛び出し」だ。立石芳利さんはこれまで１０回以上も一番くじを引き当て、一旦は引退したものの、年々活気を失いつつある祭りを盛り上げたいと今年また狙っている。立石さんは同時に１０年前から祭りの参加をしていない「トラ踊り」を復活させようと地区の住民に働きかける。かつてこの地区は門外不出の「トラ踊り」を伝えていくことで他の地区がうらやむほどの団結力があった。立石さんの熱意に動かされた住民たちは復活に向けて動き出す。１０月、獅子の抽選の日がやってきた。今年一番獅子を引き当てるのは誰か。そして復活に向け練習を重ねた「トラ踊り」は。

豪華な設備と、雄大な車窓を売りに人気を博している「リゾート列車」。各沿線に潜む地域文化の魅力、そこに住む人の魅力を探りながら、東北・北海道のリゾート列車の魅力を紹介していく。“プレミアム”を探す旅人は個性豊かな５人。朝丘雪路とデヴィ夫人の２人は「こがねふかひれ号」「さんりくトレイン北山崎号」で三陸海岸を、そして「フラノラベンダーエクスプレス」「富良野・美瑛ノロッコ号」で富良野を訪ね、プレミアムな海の幸や、美容と健康のプレミアムを探す。パンツェッタ・ジローラモ、ボビー・オロゴン、フィフィの３人は「ＳＬばんえつ物語号」「きらきらうえつ」「リゾートしらかみ」で各地を訪ね、純和風文化を体験したり、幻の魚を探す。

山形県のサクランボの登録品種・紅秀峰の豪州流出をめぐり、農業分野の知的財産をめぐる諸問題、そして海外まで拡大する産地間競争の現状を考察する。◆紅秀峰は佐藤錦に続いて収穫期を迎える有力品種として山形県が１０年以上かけて開発し、１９９１年に品種登録した「知的財産」。法律で１８年間は海外に持ち出しを禁じられていたはずだった。しかし、日本の農家が気軽に渡した一本の小枝がオーストラリアに渡り、２万６千本にまで増やされ、日本への輸出を目指していた。山形県はオーストラリアの業者を刑事告訴し、輸入差し止めを税関に求めた。ひとまずオーストラリアからの輸入はストップしたが、やがて中国の苗木業者が紅秀峰の苗をネット販売していることが判明した。

ＮＨＫ連続テレビ小説第７８作「瞳」（２００８年３月３１日～９月２７日放送）の総集編。東京・月島界隈を舞台に、ダンサーを夢見るヒロイン・瞳が、人情あふれる隣人たちに支えられながら、祖父・勝太郎とともに里子を育てていく。作：鈴木聡。（全２回）◆総集編・後編「祭りの町で」。年末の一本木家。大掃除の最中、今は実の母のもとで暮らす将太（中村咲哉）の落書きを発見した瞳（榮倉奈々）と勝太郎（西田敏行）。ふたりは懐かしい日々を思い出していく。将太に勇気づけられた「ダンスビート」。そして、父・長瀬渡（勝村政信）との偶然の再会から始まった家族の再生をかけた例大祭。夜の忘年会で、瞳は月島で暮らす中で出会った人たちの温かさに感謝し、笑顔に包まれる。

少し変わった職業の各界で活躍するプロフェッショナルを「ドタンバマスター」とたたえ、人並み外れた技術に挑戦する「ドタンバボーイズ」を派遣。どんな仕事なのかを身をもって体験し、報告する。◆第１回はハイキングウォーキングのふたりが、歌舞伎町のニューハーフショーに入門する。

２０５０年には海のサンゴが生長できなくなる…地球温暖化を研究する専門家らの最悪のシナリオでは、世界中のサンゴの死滅が想定されている。◆海の中にサンゴ礁をつくる職人・金城浩二さんは、２００３年からサンゴの移植に力を注いできた。金城さんは沖縄県北谷町の海に小さなサンゴの森を作り、毎年産卵を成功させている。それでも不安は消えない。「今年こそ、植えたサンゴもそれ以外も、全滅するのでは…」。海の環境が良くならない限り、いくら植え続けても気が安まることはない。◆９割のサンゴが死滅した沖縄本島。２００７年の白化現象で、日本最大のサンゴ礁・石西珊瑚も７～８割がダメになってしまった。しかもこの海は前代未聞のサンゴの奇病に襲われていた。◆金城さんは移植する一方で、白化も病気もない「理想の海」を海辺の小さな土地に作る決心をした。世界中のサンゴが死滅しても、自分の海で守ったサンゴの種が地球を救うという悲壮な決意だった。その大事なヒントとなったのは、海への祈りとともに生きる西表島の集落・祖納のありようだった。