テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

ことばのおもちゃばこ 重松清「バスに乗って」 前編

番組ID
R23565
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年05月24日(日)12:20~12:35
時間(分)
15
ジャンル
recent_actors
ドラマ
放送局
CBCラジオ
製作者
CBCラジオ
制作社
CBCラジオ
出演者
スタッフ
制作:菅野光太郎、プロデューサー:菅野光太郎、ディレクター:岡田浩志
概要
子どもも一緒に楽しめる本をCBCアナウンサーの朗読、読み聞かせで送る。今回は、重松清の短編集「小学五年生」から「バスに乗って」全2回の前編。◆主人公の少年は、入院中の母を訪ねるため、小学5年生の2学期に初めて一人でバスに乗った。バスの回数券を使い切っても退院する予定のない母。少年は、新しい回数券を購入することになった。

同じ年代の公開番組

NBCラジオスペシャル ある炭鉱夫の半生 ~地獄の底は頭の上~

1980年、知人から「高島は儲かるらしい」という話を聞いた岩崎健典さん(当時38歳)は、お金を稼ぎたい一心で妻と二人の子供を連れて高島へ船で渡る。酒におぼれ、短気を起こしてばかりの人生をやり直すためでもあった。しかし高島炭鉱で待っていたのは高い給料と引き換えの過酷な労働環境だった。職場は地下1000メートルの真っ暗な海底トンネル。常に恐怖を感じながら必死で石炭を掘り運んだ。天井から落ちてくる石をよけながら弁当を食べる毎日。落盤事故もあればガス爆発事故もある。大けがをした同僚を間近に見ながら、いつも粉塵まみれで家に戻った。「海の底が地獄だとしたら自分たちはさらにその下で働いているのだ」と考えることもあったが、死と隣り合わせの日々を生き抜く中、不思議な充実感を覚えるようになる。高島での過酷な6年間を振り返り、「あの地獄のような日々があったからこそ今の自分がある」と感謝の思いを口にする岩崎さん。現在、長崎市の軍艦島ミュージアムで炭鉱の歴史の案内人を務め、当時の様子を伝えている。


cinematic_blurドキュメンタリー・録音構成recent_actorsドラマradioラジオ番組