テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

radio
ラジオ番組

決断 ~新型コロナ、問われる知事の危機管理能力~

番組ID
R23004
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年05月30日(土)12:00~12:49
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
放送局
和歌山放送(WBS)
製作者
和歌山放送(WBS)
制作社
和歌山放送(WBS)
出演者
ナレーション:寺門秀介、ナレーション:覚道沙恵子
スタッフ
制作:堤圭一、演出:堤圭一
概要
全国の感染者がまだ26人だった2月13日、和歌山県北部地域にある中核病院の医師が新型コロナウイルスに感染していることが確認された。近畿地方で3人目、全国初の医師の感染、院内感染だった。和歌山県の仁坂吉伸知事は、病院に関わる人すべてにPCR検査の実施を決定する。当時は、中国・武漢市から帰国した人や重症者のみにPCR検査が行われていたため、知事は実施に反対する厚生労働省と交渉し、押し切る形で検査の実施を進めた。決断は、医師の資格を持つ女性職員の情報分析を信頼してのことだった。危機に際してのこの対応は米国の大手メディアに称賛され、「和歌山モデル」と呼ばれるようになる。仁坂知事はまた、政府の受診目安などに公然と異議を唱え、さらに自粛要請の前にすべきことは保健医療行政の立て直しであることを訴えるなど、積極的発言が目立つ。県民からの支持を受ける仁坂知事。大きな危機に直面した時、地方自治のトップに求められるものは何か。有識者と共に、求められるリーダー像を探る。
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2020年報道番組優秀)

同じ年代の公開番組

山下純一とアルミカンの今夜もバリアフリーFUNK

全盲で車椅子、肢体不自由のミュージシャン・山下純一が毎週日曜日に放送している「山下純一のバリアフリーFUNK」の特別番組。2018年よりラジオ・チャリティ・ミュージックソン内の番組として、松竹芸能の漫才コンビ・アルミカンとともにバリアフリーについて考えている。今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山下純一は自宅からリモート出演となった。◆新型コロナウイルス感染拡大で緊急事態宣言が発出され、障がい者の日常生活にも大きな影響が出ている。健常者であるアルミカンの2人が障がい者の方の外出について想像し、自身の行動を挙げながらその中で見つかる差異や苦労する点について取り上げた。また、視覚障がいを持ちながら子育てに取り組む当事者、重度障害の子供を持つ母親に話を伺い、素朴な疑問をぶつけた。コロナ禍で障がい者の方の生活にどんな影響が出ているのか、障がい者の社会進出が進む中でもまだ気づかない部分に視点を当て、健常者を含めて社会全体で心掛けるべきことを考えていく。


adaptive_audio_micトーク・ワイドショーcinematic_blurドキュメンタリー・録音構成radioラジオ番組