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ラジオ番組

日曜moR。ローカる!特別編 ~久留米の大雨から1か月~ 

番組ID
R24566
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2023年08月14日(月)00:00~00:30
時間(分)
29
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー・録音構成
adaptive_audio_mic
トーク・ワイドショー
放送局
RKB毎日放送
製作者
RKB毎日放送
制作社
RKB毎日放送
出演者
スタッフ
制作:富永倫子、演出:荒木風花
概要
2023年7月9日から10日にかけて、九州北部を大雨が襲った。特に10日未明には福岡県に線状降水帯が発生し、久留米市の耳納連山一帯で土砂崩れが起き、住民1人が亡くなった。日曜深夜にラジオに関するさまざまな企画を放送しているこの番組、今回は防災とラジオについて考える。◆1か月がたった今でも避難所生活を強いられている人の声や、復興に取り組むボランティアの姿、現地で災害の調査活動をする専門家の解説を交え、現状を伝える。また、RKBラジオが九州北部と山口のコミュニティーFM放送13局と結んでいる「災害情報パートナーシップ」を紹介し、災害時のきめ細かな情報収集・発信に備えるラジオ局の取り組みを伝えた。

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民放ラジオの黎明 ~Count Basie(カウント・ベイシー)が聞こえる

1951年(昭和26)に誕生した日本の民間放送に、非常に多くのアメリカ製のラジオ番組が供給されていたことは、あまり知られていない。誰がどのような理由でそれらの番組を制作し、放送したのか。番組ではさまざまな資料や証言をもとに、その知られざる真相に迫る。◆1945年9月、GHQ(連合国最高司令官総司令部)による占領政策が始まると、戦後日本の民主化を図る手段として大きな役割を果たしたのが、ラジオだった。GHQの民間情報教育局(CIE)が指導し、戦争指導者を糾弾する番組やクイズ番組などをスタートさせた。やがて、中国や当時のソビエト連邦が中波による日本語放送に力を入れ始めると、アメリカは日本国民の共産化を防ぐためプロパガンダに力を入れるようになった。ところが、本国から発信される日本語放送VOA(アメリカの声)は短波放送だったため、戦時中に短波受信機の所持を禁じられていた日本国民の耳には届かない。そこで、アメリカで制作した番組に日本語の解説をつけ、日本国内の放送局から放送させることにした。CIEの業務を引き継いだアメリカ広報文化交流局(USIS)は、アメリカ大使館別館のスタジオで様々な日本語版のラジオ番組を制作し、民放ラジオ局に提供した。その番組の一つが「ジャズ・クラブ」であり、最初に流れた曲は、カウント・ベイシー楽団の演奏だった。


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