テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

アイヌ アナクネ ピリカ アイヌって、かっこいい

番組ID
217235
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2021年12月29日(水)08:00~09:00
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
札幌テレビ放送(STV)
製作者
札幌テレビ放送(STV)
制作社
札幌テレビ放送(STV)
出演者
関根摩耶、ナレーション:工藤聖太
スタッフ
撮影:伊藤拓馬、撮影:吉田篤司、音声:福井隆太、MA:菅沼良隆、CG:工藤かなえ、編集:永渕太樹、AD:辰橋沙理、ディレクター:水谷潤子、プロデューサー:長坂信行
概要
関根摩耶さん(22歳)は、アイヌの文化が色濃く残る平取町二風谷出身。幼いころから「アイヌ語を話せる子ども」と周囲から期待されてきた。慶應大学に通う彼女は現在、SNSでオリジナルのアイヌ語講座を発信している。摩耶さんにアイヌ語を教えたのは父の健司さん。彼はアイヌとして初めて国会議員となった萱野茂さんからアイヌ語を学んだという。萱野さんから健司さん、そして摩耶さんへとアイヌ語は受け継がれたのだ。そんな彼女は中学時代、差別を恐れ自身がアイヌであることを隠していた。しかし、高校生の時に出会ったニュージーランドの先住民族から「アイヌ民族に誇りを持つべきだ」と教わった。彼女はいま、失われつつある言語を残そうとアイヌ文化の魅力を発信し続けている。アイヌ語を残すため新たな活動を始めた人もいる。北見工大で言語の研究をしているポーランド人のミハウ・プタシンスキさん。アイヌの人たちの音声をAIで解析し翻訳するシステムを開発した。自国の言葉を話せなくなった歴史を持つポーランド人だからこそ、言語を守りたい思いが強いという。ユネスコは2009年にアイヌ語が「消滅の危機にある」と指摘している。アイヌ語を後の世代に継承しようという2人の活動を通して先住民族のアイヌ語をどう残していけばよいのか問いかける。※タイトル「アナクネ ピリカ」の「ク」と「リ」は正しくは小文字
受賞歴
日本民間放送連盟賞(2022年放送と公共性優秀(カムイと共に ~アイヌを未来につなぐ~))、ギャラクシー賞(第59回報道活動部門選奨(カムイと共に ~アイヌを未来につなぐ~))

同じ年代の公開番組

FNSソフト工場 優しい罠、仕掛けました。 ~こっそり世直し!バラエティ~

私たちの身のまわりにある様々な問題を解決するには「意外な仕掛け」が有効だった。人をハッピーにするアイディアを追求する検証バラエティー。長崎県西海市の動物園「長崎バイオパーク」では、子どもたちに大人気の動物がたくさんいる中で、ワライカワセミという鳥は来園者にスルーされがちだった。このワライカワセミに脚光を浴びてもらいたいと、「仕掛学」を提唱する大阪大学・松村真宏教授の協力のもと、ある仕掛けを試みる。広島市で暮らすある母親は悩んでいた。幼稚園年中組の息子に、何とか逆上がりができるようになってほしいのだ。逆上がりのBGMに自分が得意なピアノで長男の好きな曲を演奏したり、一緒に逆上がりをして、息子の競争心に火をつけたり、様々な「優しい罠」を仕掛けていく。神奈川県に住む、夫は日本人、妻はスイス人の国際夫婦漫才コンビ。夫の悩みは、妻の体重がついに110キロを超え、健康が心配なこと。妻のために密かにダイエットに良さそうな「優しい罠」を仕掛ける。1カ月にわたる密着ドキュメントの末に減量は成功するのか。ちょっとしたお悩みを解決するユニークな「仕掛け」の実例を紹介。


groups芸能・バラエティーschool教育・教養tvテレビ番組
山梨県立美術館とミレー 最新技術で明らかになる名画の真実

世界有数のミュージアム大国・日本は、国宝や世界的名画など収蔵品の質が高く、建物自体も美しいのが特徴である。その中でも山梨県立美術館は、西洋美術史に燦然と輝く天才画家ミレーの作品70点(「種をまく人」など油彩画12点を含む)を所蔵する世界的にも有名な美術館である。番組では、所蔵されているミレーの作品を最新技術で分析し、ミレーの本質に迫る。また、かつて「文化不毛の地」と揶揄された山梨県にミレーの作品が来た経緯と、ミレーの作品が山梨の文化にもたらしたものについても紹介する。案内人は、元文部科学省文化庁長官で古代ギリシャ・ローマ美術を専門とする西洋美術史のエキスパート、山梨県立美術館館長・青柳正規さんと、俳優の鶴田真由さん。山梨県立美術館では、ミレー作品を後世に残すため、またミレーの作品の魅力を再発見するため、世界最高品質のカメラで撮影・合成し、最大1,350億画素の画像を制作するプロジェクトが発足。人間の目の識別できる限界をはるかに超える解像度のため、作品のマチエールやタッチをミクロの視点で鑑賞することが可能になる。朝日や夕日など太陽の光を繊細に描き、西洋美術史上初めて農民と自然をありのままに描いたミレー作品の魅力の原点に迫る。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
日本のチカラ “くだらないもの”が叶える夢 ~愛知・一宮市の町工場から~

新型コロナウイルスの影響で、モノづくりの町・愛知の町工場は受注が減り収入が激減した。意気消沈している製造業を元気づけようと開催されたのが「くだらないものグランプリ」。製造業の会社が持つ高度な技術力を駆使して、渾身の「くだらないもの」を出品しあい、笑い飛ばしてコロナ禍を乗りきるのが大会の主旨である。愛知を中心に中小零細企業20社が参加し、ゴム製の将棋駒、鬼瓦の形をしたヘルメットなど、くだらないものばかりが集まった。出場した会社のひとつ、愛知県一宮市のマルハチ工業は、従業員7人の町工場で、金属部品の加工や販売を手掛ける小さな金属商社である。子どもがトイレットペーパーをガラガラと回して出す“いたずら”を阻止するための道具、「トイレのとめこさん」を出品。発案者は3代目社長の田中好江さん(35歳)で、母親としての悩みから思いついた。大会に参加したことで、この道具が、多くの人たちの悩みを解消する「優れもの」であることがわかる。福祉に役立つのであれば、と商品化に向けて奮闘する田中社長は、第二子の出産をはさみながら、開発を続ける。田中社長の熱意の背景には、彼女の生い立ちが関わっていた。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組
日曜劇場 天国と地獄 ~サイコな2人~〔5〕

女性刑事とサイコパスな殺人事件の容疑者の魂が入れ替わる。「女から男へ」、「善から悪へ」と人生が逆転した2人の愛と運命が交錯する入れ替わりサスペンスドラマ。脚本:森下佳子。(2021年1月17日~3月21日放送、全10回)◆第5回。日高(高橋一生)の姿となった彩子(綾瀬はるか)は、周囲のサイコ・キラーとは程遠い日高の評判を聞くうちに、日高という人間がわからなくなっていた。もしかして日高は誰かを守るために殺人を犯しているのか、それともそもそも犯人ではないのか。そんな中、陸(柄本佑)が突然、日高(魂は彩子)を訪ねてやって来る。陸は同居人の彩子(魂は日高)の行動を不審に思い、日高が利用しているコインロッカーを勝手に調べたところ、日高宛の手紙を見つけたため会いに来たという。同じ頃、コ・アース社は大騒ぎになっていた。日高が連続殺人の容疑者であることや事件に関する詳細など、公表していない情報がSNS上に拡散されたのだった。一方、強引かつ不当な捜査がバレて第一線からはずされていた河原(北村一輝)は、相変わらず彩子と日高のつながりを疑っていた。するとある漫画のキャラクターに行きつく。


recent_actorsドラマtvテレビ番組