テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

テレメンタリー2022 “3.11”を忘れない87 家族になった被ばく牛 ~11年目の決断~

番組ID
216846
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2022年03月06日(日)13:55~14:25
時間(分)
26
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
福島放送(KFB)
製作者
福島放送(KFB)
制作社
福島放送(KFB)
出演者
ナレーション:岩渕葵
スタッフ
撮影:佐藤勇貴、撮影:小林正範、音響効果:番匠裕司、MA:黒須友美華、テロップ:佐々木都乃、CG:高橋和也、構成:長岡宏昭、編集:長岡宏昭、ディレクター:岩渕葵、プロデューサー:菅野喬
概要
東日本大震災によって起きた福島第一原発事故で、避難区域で飼育されていた「被ばく牛」は、繁殖も流通も禁止されたため、多くが殺処分の対象になった。そんな中、殺処分に反対し、牛を生かし続ける夫婦がいる。「おらの牛は何も悪いことしてねぇ」。そんな思いで夫婦は11年間“命”と向き合ってきた。2022年春、夫婦に大きな分岐点が訪れる。自宅や牧場を含む地域の避難指示が解除されることになったのだ。夫婦は繁殖農家として再起することを決意するが、一方でそのためには、被ばく牛を処分しなければならなかった。夫婦の“家族”になった牛との別れの時が近づいていた。

同じ年代の公開番組

甦れ!東北の鉄路2022 東北に石油を運べ! 緊急輸送列車を走らせた鉄道魂

2011年3月に発生した東日本大震災。“鉄路が全国に繋がっている”という事実が、災害直後の被災地を救うことに繋がった知られざるエピソードがある。震災により東北唯一の製油所「エネオス仙台製油所」や貯蔵施設が被災。さらに地震と津波の影響で東北本線や東北自動車道が寸断されたことで、石油の供給機能がストップした。警察・消防・病院などの緊急車両も給油がままならず、重機に給油する軽油さえもない状況。避難所の灯油が切れたストーブの前で、布団にくるまって暖を取る被災者の姿が、テレビ画面に映し出された。そこで被災地に石油を運ぶべく多くの鉄道マンが会社の垣根を超えて動き始めたが、そこには多くの壁が立ちはだかった。横浜の根岸から、盛岡貨物ターミナルまでの1032キロ、走行時間およそ26時間という、鉄道史上における前代未聞の長距離石油輸送を鉄道マンたちはどのように乗り越えたのか。「JR貨物」や「日本石油輸送」などで当時を知る人物を取材。実際の車両や運行の映像、再現ドラマも交え、その奮闘を伝える。日本の物流網の在り方を問うように、非常時に浮かび上がった「鉄道輸送」の存在感と重要性。舞台裏に繰り広げられた鉄道マンの奮闘を通して、改めて鉄路の役割を考える。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組