テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

哀哭 朝鮮女子勤労挺身隊 日韓のはざまで

番組ID
215981
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2020年09月27日(日)16:00~16:54
時間(分)
48
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
チューリップテレビ(TUT)
製作者
チューリップテレビ(TUT)
制作社
チューリップテレビ(TUT)、北陸チューリップ
出演者
ナレーション:江崎明、吹き替え:森田なぎさ
スタッフ
翻訳:イ・ヤンス(コーディネーター)、撮影:柿沢雄二、MA:澤田弘基、選曲:福井楓栞、選曲:今井志のぶ、CG:田口衛、ディレクター:砂沢智史、構成:槇谷茂博、プロデューサー:中村成寿、制作統括:笹倉弘行
概要
戦時中、朝鮮半島から連れてこられ、日本の軍需工場で働かされた労働者たち。この中には、12歳から16歳という少女たちも含まれていた。朝鮮女子勤労挺身隊と呼ばれた彼女たちは厳しい監視のもと、賃金はもらえず、満足な食事も与えられないまま働かされた。そして、終戦によって解放された彼女たちの帰国後に待っていたのは、母国での差別と偏見。当時、韓国では挺身隊として活動したことが知られると周囲から偏見の目で見られ、差別を受けた。このため、彼女たちはその事実を家族にも言えず、被害の実態は長く表に出てこなかったのだ。日本国内で彼女たちが最も多く動員されたのが富山県の軍需工場・現在の不二越。これまで彼女たちは富山で裁判を起こし、日本で敗訴したものの、現在は韓国で不二越を相手に裁判闘争を続けている。その一方で日本政府は、問題は解決済みとしている。日韓両国で反日・嫌韓のムードが続くなか、韓国で暮らす元隊員たちを取材。日韓両国に翻弄された人生に迫り、解決に向けた問題提起と戦争の愚かさを伝える。

同じ年代の公開番組

テレメンタリー2020 ある日突然 仕事も家も ~コロナに奪われた日常~

新型コロナウイルスの感染拡大で、仙台市内では仕事や住まいを失った人たちが増加している。コロナ禍で帰る家が無い彼らは“ステイホーム”もできなかった。東北で職を失った人たちは、新たな仕事を探して“仙台”に集まってくる。しかし、仙台にも仕事は無い。厚労省によると、新型コロナウイルスの影響で、仕事を失った人や失う見込みの人は全国で3万5千人以上、宮城県でも600人近くに上る。2020年4月に解雇された60代男性は、生活拠点としていたネットカフェを追われ、路上生活を始めた。わずか千円ほどの所持金で新たな就職先を探すが、年齢的なこともあり将来に不安を抱えながら毎日を過ごしている。山形で働いていた30代男性も仕事を失った。就職先を期待して来た仙台だったが、何も無く時間だけが過ぎていった。所持金は底を突き、たどり着いたのは市内の公園。ここでおよそ2週間暮らした。炊き出しで出会った40代男性は、福島から来ていた。仕事を失い、路上生活を経験。今は生活保護を受け、少しの食料を切り詰めながら生活を送っている。コロナ禍がもたらした生活困窮者。彼らは、どのように生活し、新たな仕事を見つけるのか。その実態と生活再建への道のりを追う。


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組