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ニュース映画

毎日世界ニュース 438 よっぱらい天国

番組ID
N00904
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年12月29日(火)
時間(秒)
152
カテゴリ
社会
概要
クリスマスイブの東京の街。浮かれた人の波はざっと230万。今宵こそ老いも若きも飲んで踊って浮かれるチャンスとばかり、大いに盃をあおる。ご婦人がたもグット1杯、酔眼もうろう。また忘年会のシーズンでもあり、会費を払って飲まねば損です、飲んだら騒がにゃ損ですと、なにかにつけて年の暮れは飲むことばかり。深夜、街はよっぱらいの天国となって、あちらこちらにふらつく姿が見られる。あげくの果てはお巡りさんの世話になって、酔っぱらいの保護所へ収容される者があとを断たない。いろいろ手こずらせたあげくここが終着駅。今夜も大入満員。さんざんわめく声をそっと録音して後で聞かせる仕組み。朝、お小言をいただいて護送車で送り返される。これが酔っぱらい人生の最低コースだ。ともあれ、酔っぱらい天国の汚名を何とか無くしたいものである。

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毎日世界ニュース 427 災害地の子供たち 伊勢湾台風第三報

学校が始まるのはいつだろうか?子供たちの学校は泥水につかったまま半月たった。先生たちが膝までつかる泥水の中を連絡にやって来た。校舎から水が引くまで集団疎開するためだ。わずか1時間の干潮時をぬって疎開のバスがやって来た。心配そうなお母さんたち、注意したいことは山と有っても、潮の満ちぬ間に慌ただしく出発しなければならない。集団疎開する子供たちも愛知県だけで6千名に達し、疎開先の学校では新しい友だちが手を振って迎えてくれた。半月ぶりの入浴、長い緊張もほぐれて、ぐったり寝込む子供たちの顔には安堵の色が浮かんでいる。毎年今頃は運動会のシーズン。褒美はリボンだけにして賞品は全部災害地へ送る東京の友だち。遠く三重県伊勢市に疎開した長島町の子供たちにも温かいプレゼントが届いた。まだ机も無い畳敷きの仮教室だが、心の籠った理容学校生徒の無料奉仕などによって、子供たちは日一日と生気を取り戻して来た。一方、高潮の生々しい爪跡をさらす半田市海岸の堤防の決壊個所も、地元高校生らの協力でようやく仮締切工事が始まった。名古屋市の庄内川でも2千人の高校生が動員されて急ピッチの締切作業。1959年10月9日、庄内川はついにその傷跡を閉じた。全国から動員された排水ポンプが、一斉にうなりをあげて復旧への希望がほとばしり始めた。疎開先の学校でも1959年10月12日、新しく迎えた生徒と一緒に16日ぶりに授業が再開された。しかし子供たちからはあの日の悪夢の思いは去らない。今日も校庭で無邪気に遊ぶ子供たちから、あのいまわしい思い出が拭い去られるのはいつの日のことだろうか。


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