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ニュース映画

毎日世界ニュース 414 パルプの廃液利用

番組ID
N00805
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上映日
1959年07月15日(水)
時間(秒)
54
カテゴリ
科学・技術・産業
概要
木曽川のほとり東洋紡犬山工場では、パルプ製造の際多量に出る廃液の処理に、新しい方法を用いている。今まで利用されずにいた廃液中の木材糖を発酵させて酵母を作る日本で初めての本格的設備で、工業技術院からも奨励賞を受けた。蛋白質など多くの栄養分を含んだこの酵母は、食料や家畜飼料として広く使われるようになった。廃液の科学的処理により、木材の完全利用と河川の浄化を狙った一石二鳥の新しい話題である。(週間話題)

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4月8日は発明の日。1959年も全国から81件、100人の人々が表彰された。盛んな発明熱を反映して、特許庁に持ち込まれる出願件数だけは世界一流だが、審査員が実際に試験してみなければ納得出来ないものも多いようだ。新発明の電話自動受信器は、外出中でも電話が先方の要件を録音して置いてくれる装置である。発明者の橋本さんは、量産を目指して研究を続けている。星野博士が発明した話題のシンクロリーダー。この成功によって、音の出る新聞が出現した。革命的な発明として既に大量生産が開始された。街の発明家のために作られた発明学校では、ブームに乗り遅れまいとサラリーマンや街のオバサンたちが、大発明が出なくともチョットしたアイデアを生かそうと、身近な日用品の改良を目指して熱心に勉強している。舞台の合間に、楽屋でお弟子さんを使って新作の機械の試運転をする柳家金語楼師匠も、街の発明家の一人である。そば屋の当麻さんは、商売よりも好きと今日も部屋に閉じ込もって発明工夫に熱中している。作品はすべて実用化するのがモットーで、お手製の運搬器にお手製のそばをを積んで、颯爽と街をゆく新時代のそば屋さんだ。


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