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ニュース映画

毎日世界ニュース 403 豆タレントたち

番組ID
N00758
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
上映日
1959年04月29日(水)
時間(秒)
163
カテゴリ
社会
概要
ブームに沸くテレビスタジオに次々に登場するタレントたち。子供スターも今や時代の花形である。スター目指して演技の稽古に懸命な、ある児童劇団。何とかして通り抜けたい、狭いタレントへの道である。バレエの教習場も見よう見まねの幼児まで参加して大繁盛である。生徒が増えれば先生も大張り切りだが、笛吹けど踊らぬ気ままな子供たち。変わり種の少女オペラも現われて、連日の猛稽古にぐっと力が入る。待ちに待った公演は、わが子を売り出すチャンスとばかり、楽屋裏は大騒ぎ。なめる様なメーキャップ、子供こそいい迷惑。舞台のソデから子供に代わって飛び出したい親心だ。こちらは、当年3歳の五代目中村勘九郎君の楽屋入り。このたび襲名披露の初舞台「昔噺桃太郎」で、ヤンチャ坊やは大はしゃぎ。栴檀は双葉より芳しく、これぞ日本一の豆タレントだ。

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毎日世界ニュース 418 松川事件裁判やり直し

昭和24年(1949年)8月17日午前3時9分、東北線上り旅客列車が突然脱線転覆。乗務員3名を死亡させた松川事件も、あれから丁度10年。1959年8月10日は最高裁の判決の日。無罪要求の行進が被告たちを先頭に続々と東京に入って来る。この日最高裁は異例の警戒ぶり、乗り込んで来た右翼が押し返され、一方では労働組合員たちも警官に阻止されて近づけず、遠くで公正裁判を要求。こうした騒ぎをよそに午前9時過ぎ、南門から傍聴人が静かに入廷。そのあと被告が続いて入る。やがて田中耕太郎最高裁長官も出廷して、午前10時3分、松川事件上告審の判決が下された。「原判決を破棄し、本件を仙台高裁に差し戻す」。裁判はまったくのやり直し。長い間ペンで共に闘ってきた作家広津和郎氏の感慨はひとしお。2審で死刑だった被告は「無罪でないのが残念だ」ともらせば、田中長官は「良心に従う裁判とは、どちらにも気兼ねなしにすることだ」と語る。しかし、さすがに10年ぶりに取り戻した被告たちの喜びは大きく、「松川公判を聞く会」に集まった数千人の労働組合員から、家族と共に祝福を受ける。無罪への明るい見通しに、歓呼の声は夜の街にいつまでもこだました。


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