テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

NNNドキュメント’19 語るのは、私たち。 熊本地震3年の現在地

番組ID
215112
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2019年04月15日(月)00:55~01:25
時間(分)
25
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
熊本県民テレビ(KKT)
製作者
熊本県民テレビ(KKT)
制作社
熊本県民テレビ(KKT)
出演者
語り:橋本愛
スタッフ
撮影:立花正生、撮影:室山浩、撮影:緒方信昭、編集:緒方信昭、音声:木下華音、タイトル:猿渡文子、ミキサー:浜口崇、音響効果:鈴木路子、取材:早川淳、ディレクター:中村圭一、プロデューサー:後藤宏一郎、チーフプロデューサー:平田毅
概要
二度の震度7が襲った2016年4月の熊本地震から3年。被災地が少しずつ復旧に向かう中で、元通りの復興を断念したのが“学生村”と呼ばれた集落だ。かつて南阿蘇村黒川地区には東海大学阿蘇キャンパスの学生800人が暮らし、下宿の大家さんら地域住民と家族同様の交流があった。この“学生村”は熊本地震で大きく変わった。地震によって多くの下宿が倒壊し、キャンパスは閉鎖され、学生は村を離れた。しかし学生たちは南阿蘇に通って住民と交流を続けた。そして熊本地震のことを語り継ぐ、語り部活動を行ってきた。語り部の学生たちは大学卒業を前に、その活動を“地震を知らない”後輩に託した。「私たちに語ることができるのか」という葛藤がありながら、後輩たちは語ることを決めた。その背景にある思いと、先輩から後輩へと語り継ぐ姿を追う。

同じ年代の公開番組

TOKYOストーリーズ 宇宙移民の光と影

様々な角度から東京の魅力を表現する番組。(2018年10月6日放送開始)今回は、フィクションをあたかもドキュメンタリーのように撮影・編集する「モキュメンタリー」という手法で東京を切り取る。脚本:伊藤峻太◆「宇宙移民の光と影」。宇宙移民船の墜落から今年で20年。現在、東京で暮らす宇宙移民は、約50万人と言われている。日本政府は世界で最も早く宇宙移民・グリーゼ星人の受け入れに着手したが、宇宙移民に対する労働基準の問題、医療・結婚制度、言語の壁など問題は山積みである。◆宇宙移民2世の高校生、石田はるかさんは将来のために整形したいと考えているが、両親に反対される。都内の介護施設で働く宇宙移民の星野新一さんは交際5年目の日本人の彼女がいるが、地球人とグリーゼ星人の結婚のハードルは高く、法律もまだ整っていない。一方、宇宙移民ホームレスのAさんは日本語の習得につまずき、路上生活者となった。宇宙移民向けの生活保護費の受け取りも拒み続けている。Aさんは「東京人は忙しすぎる。グリーゼ星人を受け入れる余裕なんて初めからなかったんだ」と語る。


recent_actorsドラマtvテレビ番組
仙台放送報道特番 その壁が守るもの ~宮城・240kmの防潮堤~

東日本大震災後の防潮堤整備は、国の基準のもと県が主体となり進められている。しかし「震災時の津波よりも高台に住宅地を作ったのにこれ以上何を守るのか」、「防潮堤ではなく避難道で十分。海と生活を隔てることは我々の文化の否定だ」と訴える住民の声もある。一方、県知事は「憎まれ役になっても、後年評価されるようにしたかった」と思いを語る。防潮堤整備をした街はどうなっているのか。北海道奥尻島は1993年の北海道南西沖地震で甚大な津波被害を受け、14kmにわたり防潮堤を建設した。高さ10mを超える防潮堤に反対もあったが、今では多くの住民が受け入れていた。しかし人口減少と高齢化で町の収入も減り、防潮堤整備は後回しの現状がある。将来、津波被害が予測されている町はどのような対策を行っているのか。徳島県美波町では「事前復興計画」(被災を前提に被災した後の街づくりを考えるという前例のない取り組みの策定)が進められており、住民たちは、被災しても「防潮堤の建設はしない」と計画の中に盛り込んでいた…。 


cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組