テレビ・ラジオで放送された番組・CM4万本以上を視聴できるほか、展示やイベントを通じて放送の今と昔を学べます。 入館無料

tv
テレビ番組

くんち 胸高鳴るとき

番組ID
213264
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年02月22日(月)12:15~12:58
時間(分)
43
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
NHK
製作者
NHK
制作社
NHK、NHK佐賀
出演者
語り:矢山治
スタッフ
撮影:佐藤正康、音声:福田浩明、音声:桑原一樹、音響効果:大道健太、編集:高畑順一、ディレクター:溝上大樹、制作統括:高武慎
概要
“唐津っ子”はもちろん、多くの祭り好きの胸騒がせる「唐津くんち」。3歳の息子を“くんちの町”で育てたいと、横浜から引っ越してきた父親。江戸時代から曳山(ヤマ)を引いてきた家に嫁ぎ、毎年客をもてなす準備に奔走する妻。老人ホームで年に一度のくんちを楽しみに待つ98歳の老人。くんちとともに生きようとする、生きている、生かされている3人それぞれの人生をつづり、唐津くんちの魅力、その奥深さに迫る。
放送ライブラリー以外で視聴可能な施設

同じ年代の公開番組

新ふるさと百景 真っ黒で無病息災 ~松江・片江の墨つけトンド~

時代の流れとともに消えようとしている、ふるさと島根・鳥取の素顔、自然、生活、文化、伝承行事などを、映像遺産として後世に伝えるシリーズ番組。太田胃散文化スペシャル。◆島根半島の日本海側、松江市美保関町片江地区。正月の〆飾りや書き初めなどを焼く左義長行事を、ここでは「とんど」と言う。その歴史は古く、250年以上続いていると言われている。祭りでは松や竹、そして様々な飾り付けをした「とんど」をたてる。そして神輿が担がれ、町内を練り歩く。地区の女性たちは神輿と一緒に歩き、出会った人たちの顔に墨を付けて回る。「墨つけとんど」と言われる由縁だ。墨がつけられるようになったのは何時からかはっきりとしないが、戦前にはすでに行われていたと言われている。墨つけに欠かせない墨は、燃料の「炭団」を細かく砕いて、お神酒で練って作る。神事が行われる方結(かたえ)神社では、地区の女性たちが境内にいる人、誰にでも墨を付けて回る。神事が終わり、いよいよ神輿が町を練り歩く「宮練り」だ。神輿は2つ。「チョーサダー チョーサダー」の掛け声とともに町中を練り歩く。一緒に歩く女性たちは出会った人たち、だれかれ構わず墨を付けていく。墨を付けられると一年間元気に過ごせると言われており、墨をつけられても嫌がる人はひとりもいない。宮練りは最高潮を迎え、神輿は冷たい冬の海へと入っていく。地区を練り歩いた神輿は不幸などの災いを一緒に集めて回ったとされ、それらを海へと流すのだ。黒くなればなるほど元気で過ごせる。この日だけはみんな顔を真っ黒に、町も活気づく。


school教育・教養cinematic_blurドキュメンタリーtvテレビ番組