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テレビ番組

目撃者f 食べて吐いて ~摂食障害と闘う女性たち~

番組ID
211660
※放送ライブラリーの視聴ブースでは、番組IDを入力することで、簡単に番組を選べます。
放送日時
2016年05月02日(月)01:55~02:50
時間(分)
49
ジャンル
cinematic_blur
ドキュメンタリー
放送局
福岡放送(FBS)
製作者
福岡放送(FBS)
制作社
福岡放送(FBS)
出演者
ナレーション:松吉ゆかり
スタッフ
撮影:島本祥平、音声:森本竣也、編集:金沢利之、EED:志村将次、MA:田村健志朗、音響効果:吉永圭助、タイトル:鈴木耕平、ディレクター:富永大介、プロデューサー:田中俊憲
概要
奈良県の40歳代の女性はもう15年以上摂食障害と闘っている。きっかけは24歳のときに軽い気持ちで始めたダイエットだったが、次第に食べられなくなり、その後待っていたのは、大量に食べては、吐くことを繰り返す「過食おう吐」だった。摂食障害とは拒食症や過食症など食事の取り方に異常が生じる障害で、明確な治療法も確立されておらず、重篤化すれば死に至る危険性もある。◆橋本さんは、母親への葛藤から摂食障害に苦しんだが、母親と話し合い、会社でも認められるようになり自然と症状はなくなった。いつも食べ物のことばかり考えていて、自分には青春がなかったと、失った時間を悔やむ。一方、北九州医療刑務所には全国から摂食障害の女性受刑者が移されている。摂食障害の受刑者は出所しても、病気が治っていなければ再犯を繰り返す恐れがあり、治療に力が入れられている。◆全国の摂食障害の患者は1万人と推定されるが、自覚症状がない患者も多く氷山の一角だと言われている。今、摂食障害と闘う女性たちの姿を伝える。

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